『ラ・ラ・ランド』で史上最年少でオスカーを受賞した若き天才監督デイミアン・チャゼルが、ハリウッド黄金時代を豪華キャストで描く最新作『バビロン』をIMAXで観るべき理由とは――。

︎すべての要素にこだわり、世界最高レベルの臨場感を追求したのがIMAX！

① 視界いっぱいの巨大なスクリーン！
IMAXシアターに入ったら、まずはスクリーンの大きさに注目。床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンはIMAXの特徴のひとつ。視野全体で映画を感じることができる。スクリーンと客席の距離が近く、表面も若干湾曲していることから、観客を映像が包み込み、まるで“映画の世界に入り込んだ”かのような臨場感を味わえる！

② 圧倒的な明るさ！
特許を持つ独自の映像処理技術「デジタル・メディア・リマスタリング技術（DMR）」により、映画製作者の眼に映った映像を最大限のクオリティで表現を可能に！上映に際しては最新鋭のプロジェクターを使用！それによって鮮明さと暖かみのバランスがとれ、細部までくっきりと映し出される明るくクリアな映像は、これまでにない圧倒的なリアリティをもたらす。その美しさに、きっとあなたも息をのむはず！

③ カラダの芯まで揺さぶる高精度なサウンド！
お腹の底まで響く大音響から肩ごしに聞こえるささやき、さらに人の耳では捉えきれない音域までカバーすることで、微妙なニュアンスも忠実に再現。聴くというより、“全身で感じるようなサウンド”を実現している。カスタムな配置と完璧なチューニングで、実際に“その場にいる”かのような臨場感を生み出し、シアター内の“どこに座っていても”理想的なリスニング環境になるよう設計されているから驚きだ！

︎圧倒的な映像美と高性能なサウンドを誇るシアターで観るべき要素が詰まった映画『バビロン』をIMAXで見逃すな！2023年2月10日（金）公開

『ラ・ラ・ランド』でアカデミー監督賞を史上最年少で受賞した、若き天才監督デイミアン・チャゼルが、ブラッド・ピットやマーゴット・ロビーら豪華キャストを迎えて、ゴージャスでクレイジーなハリウッド黄金時代の1920年代を舞台に描く、夢と音楽のエンタテインメント最新作『バビロン』が、2月10日（金）に全国公開される。第95回アカデミー賞で作曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞の3部門にノミネーションを果たし、話題を集めている本作。「圧倒的な映像美と高性能なサウンドで設計された最新鋭のIMAXシアターで観てこそ、本作に込められた“映画への讃歌”というテーマがより一層際立つ！」と声を大にして言いたくなるほどに、IMAXで観るべき要素が詰まっていると感じずにはいられない傑作なのだ。

＜あらすじ＞

1920年代のハリウッドは、すべての夢が叶う場所。サイレント映画の大スター、ジャック（ブラッド・ピット）は、毎晩開かれる映画業界の豪華なパーティの主役だ。会場では、大スターを夢見る新鋭女優のネリー（マーゴット・ロビー）と、映画製作に携わりたいと願う青年マニー（ディエゴ・カルバ）が運命的な出会いを果たし、心を通わせる。恐れ知らずで奔放なネリーは、唯一無二の輝きで周囲を魅了し、スター街道を一気に駆け上がっていく。マニーもまた、ジャックの助手として映画界での一歩を踏み出す。しかし時は、サイレント映画からトーキーへと移り変わろうとする激動の時代。映画界で起きた革命は、予想以上に大きな波となり、それぞれの運命を巻き込んでいく。果たして3人の夢が迎える結末は……？

黄金時代と呼ばれた1920年代の激動のハリウッドを舞台に、富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようと奮闘する男女の運命が、ダイナミックに描かれる本作。豪華絢爛なファッションに身を包んだ男女が、熱狂的なジャズミュージックをバックに踊り狂うド派手なパーティシーンや、広大な砂漠に組まれたセットで同時進行で行われる規格外の映画撮影の場面など、3時間9分ノンストップのジェットコースターに乗ったかのようなワクワクするストーリーと、スクリーンからほとばしる人々の熱気や音・色の洪水に、開始早々「これぞ映画館で観るべき映画だ！」と圧倒されるのは、きっと筆者だけではないはずだ。

オスカー俳優のブラッド・ピットが、サイレント映画の大スターであるジャックを説得力たっぷりに演じているほか、『スーサイド・スクワッド』でのハーレイ・クイン役の破天荒でポップなキャラクターが日本でも大人気のマーゴット・ロビーが、夢をつかむために突き進む自由奔放な新人女優ネリー・ラロイ役を熱演。真っ赤なドレスに身を包み、ギラギラとした業界人の集まるパーティで一心不乱に踊り明かして周囲の目を釘付けにする妖艶な姿や、パーティ会場で大抜擢され急遽参加した撮影現場で、バーの常連客役の俳優たちを挑発し、劇中の女性監督の無茶ブリに必死で応えて何度も涙を流しチャンスを手にする姿など、物語の核となるヒロインを文字通り全身全霊で体現するパワフルな演技を披露している。

さらに、トビー・マグワイアやサマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルド、キャサリン・ウォーターストン、新鋭ディエゴ・カルバ、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のベーシストのフリーなど、多彩で豪華なキャスト陣が多数集結。黄金期を生きた映画人たちの栄枯盛衰ぶりを、当時の混乱と熱狂を感じさせるリアリティと、現代性を兼ね備えた衣裳や美術、臨場感あふれる音響。そして『ラ・ラ・ランド』の楽曲も手掛けたジャスティン・ハーウィッツが生み出すメロディに乗せて描き、いまハリウッドで最も愛されているデイミアン・チャゼル監督が、映画に対する情熱をすべて注ぎ込んだ本作の世界を彩っている。

本作の終盤には、混沌としたあの時代に生まれた数々の映画をとある人物が映画館のスクリーンで観る場面が登場するのだが、この場面こそ「現代の最新鋭の設備を兼ね備えたIMAXシアターで観ることで完結する」と筆者が感じたシーンである。先人たちが時代の波に翻弄されながらも映画文化を後世へと繋いでくれたからこそ、いまこうして我々は映画館のスクリーンで当時の映画製作の舞台裏を走馬灯のように目撃しながら、かつて確かにそこに居た数えきれないほどの名もなき映画関係者たちにも想いを馳せることができるのだ。そのありがたみを噛みしめるためにも、IMAXシアターで観ることをおススメしたい。

（文／渡邊玲子）

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