“スポーツバラエティ”に臨むアスリートの心境とは――槙野智章が解説「大歓迎」と「責任」
2025年2月8日(土)7時0分 マイナビニュース
●村重杏奈が意外な才能を発揮
日本テレビの単発枠『サンバリュ』(毎週日曜14:00〜 ※関東ローカル)で、2日に放送された『アスラクションパーク』。アスリートがアトラクションとなったゲームに芸能人たちが挑む新たなスポーツバラエティに、SNSでは「やっぱりアスリートすごい」「さすがの瞬発力」といった反響があった。
9日に放送される後編では、ラグビー大野均・真壁伸弥・畠山健介のスクラムに耐える「ストップ・ザ・スクラム」、ブレイキン・ISSIN選手の服に書いてある文字を並び替えて答えを導き出す「ブレイキンハンター」、バスケットボール・高田真希選手の3Pシュートを様々なアイテムで阻止する「シューティング・クルーズ」、そして卓球・水谷隼が打ってくる球を避け続ける「ピンポン・ザ・サバイバル」というアトラクションが登場。
この収録を終えたMCの劇団ひとりとサッカー元日本代表の槙野智章に話を聞いた——。
○「1日遊んでるだけでしたから(笑)」
——特に印象に残ったゲームは何でしょうか。
ひとり:僕は最後のエンペラー(卓球・水谷隼)がちょっとすごいなと思いましたね。世界ってこういうことなんだって、まざまざと見せつけられた感じです。
槙野:やっぱり水谷さんはさすがですよね。世界で戦ったオリンピアンだからこそのミリ単位のすごさを見せてもらいました。どうやったら倒せるのか、ちょっと攻略したいですね。
—— 一方でタレントチームの注目はどなたになりますか?
ひとり:村重(杏奈)さんが意外な才能を発揮されていました。
槙野:たしかに!
ひとり:大活躍でしたよね。普段のバラエティでも面白いですけど、「この人にはこういうセンスがあったんだ!」っていう意外な才能が見られます。
槙野:運動神経だけじゃないんですよね。村重ちゃんは何か持ってましたよね。あと、リーダー(錦鯉・渡辺隆)もバラエティとは思えない、俳優さんみたいな真剣な表情でしたよね。ああいうのが見られるのも良かったです。
——タレントさんが普段見せない表情や姿が見られるんですね。
ひとり:みんなの自然な表情が、すごく見られる番組だと思いますね。本当にあの人たち、今日1日遊んでるだけでしたから(笑)
槙野:でも、世界を目指してきたアスリートと同等に戦えるゲームじゃないですか。それがまたいいですよね。
○テレビバラエティにも「競技を代表」の意識
——アスリート目線から、こういったスポーツを絡めたバラエティはいかがですか?
槙野:その競技のすごさと個人としてのパフォーマンスのすごさを、よりいろんな方たちに知ってもらえる良いきっかけになると思うんです。だから、アスリートにとっては大歓迎のバラエティだと思います。
ひとり:でもその分、いい結果を出さないとね。
槙野:そうなんです。ラグビーの方たちもその競技を代表して来たと言ってたんで、背中にはたくさんの選手たちがいるということが、ある意味プレッシャーであり、責任もあるんですよ。だから、より本気度が見えると思います。
——アスリートの方は、やはり負けず嫌いの方が多いのですか?
槙野:基本的に負けず嫌いだと思います。それと、個人競技とチーム競技で全くまた違うメンタリティを持ってるので、面白いと思いますね。卓球の水谷さんのように、個人でやるスポーツの人たちは、もうすごいですよ(笑)
●劇団ひとり、早くも今後の展望を語る
——今回はありませんでしたが、サッカーをベースにしたゲームもできそうですよね。
槙野:PKとかでやっても面白いと思いますね。そうするとまたサッカー界でも流行るだろうし。
ひとり:そんなのあったら、見てるだけじゃ我慢できなくなるんじゃないですか(笑)
槙野:いいんですよ! こっち(MC)側で。
——でも、本番前にシミュレーションされていましたよね。
槙野:やりました。やったらプレイヤー側も面白いんですけど、MCとしてアスリートのすごさを一歩引いて見たり、そこに対してチャレンジャーの方たちがどれぐらい食い下がるのかというところを見るのも、やっぱり楽しいんですよ。
——この番組が今後も継続していくとしたら、展望はいかがでしょうか。
ひとり:家族で挑戦とか、そういうのができたりしたら楽しいかもしれないですね。あと、いつかアスリートスペシャルもやりたいです。
——チャレンジャー側もアスリートになって、異種で対決するんですね。
槙野:面白そう!
——それにアトラクションの種類も、スポーツの種目の数だけどんどん広がりますよね。
槙野:ゴルフもあるし、ボウリングもあるし。
ひとり:お相撲さんがいても面白いですよね。