本人不在でも立見が出るほど大人気 なぜ中島みゆきの歌は日本人に刺さるのか

2月10日(日)17時0分 文春オンライン

 4月にスタートする倉本聰(84)脚本の昼ドラマ「やすらぎの刻(とき)〜道」(テレ朝系)の主題歌に、中島みゆき(66)の楽曲2曲が決定。高視聴率を上げた2年前の第1期「やすらぎの郷」に続く起用だ。


「倉本氏は中島を『天才』と評するほど惚れ込んでおり、今回も倉本氏たっての願いで実現。ドラマは老人ホーム『やすらぎの郷』での物語と、そこで暮らす作家・菊村(石坂浩二・77)が書くシナリオ内の物語という二層構造。主題歌も、各々をイメージした2曲という異例な形になった」(放送記者)



比較されることの多い松任谷由実より2歳年長(公式サイトより)


 中島の楽曲はテレビ界で常に引っ張りだこだ。2000年から5年間放送されたドキュメント番組「プロジェクトX」(NHK)のテーマソング「地上の星」もしかり。


「あまりテレビに出ない中島が、反響を受け02年の紅白歌合戦に初出場。黒部ダムからの中継でしたが、『動く中島を見たい』と歌手別視聴率は52%に達した。14年には朝ドラ『マッサン』の主題歌になった『麦の唄』もヒット。その年の紅白には2度目の出場、NHKホールで歌った。昨年の紅白では、島津亜矢が中島の代表曲『時代』を歌い、楽曲だけが出場するという珍事も」(同前)



中島本人は出演しない異例のコンサートが大盛況


 75年、ヤマハのコンテスト入賞を機にプロ歌手になって44年。マイペースな歌手活動と謎めいた私生活を送るが、生み出した楽曲の存在感は絶大だ。


「『糸』は結婚式の定番曲だし、とにかく中島は他の歌手に曲をカバーされることが多い。4年前に始まった『中島みゆきリスペクトライブ 歌縁(うたえにし)』は、研ナオコ、由紀さおりら多数の大物歌手が中島のヒット曲を歌うという異例のコンサート。中島本人は出演しないにもかかわらず、立見席まで出ることもある盛況。今年も1月末から始まっています」(音楽誌記者)


 中島自身は89年より続いている、コンサートと演劇を融合させた舞台「夜会」をライフワークとしている。


「長らく“屈指の入手困難チケット”として知られてきた。現在、渡辺真知子を共演に迎え、20回目の夜会『リトル・トーキョー』を公演中。淡々と歌い上げるオペラのような中島のステージは圧巻です」(同前)


 時代はまわれど、みゆき節は不変。



(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年2月14日号)

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