Perfumeの生放送アクシデント対応術に阿部寛も感心 映画『ショウタイムセブン』コラボインタビュー

2025年2月11日(火)8時0分 オリコン

阿部寛、Perfume(かしゆか、あ~ちゃん、のっち)=映画『ショウタイムセブン』(公開中)(C)2025『ショウタイムセブン』製作委員会

 俳優の阿部寛が主演する映画『ショウタイムセブン』(公開中)より、阿部と、主題歌「Human Factory - 電造人間 -」を担当し、劇中でも本人役として出演を果たしたPerfumeの特別コラボインタビュー映像が解禁された。

 国民的ニュース番組「ショウタイム7」の元人気キャスターで、ラジオ局に左遷された折本眞之輔(阿部)は、自身が担当するラジオ番組にかかってきた爆破予告電話をきっかけに、生放送中の「ショウタイム7」に乗り込み、犯人とのやりとりの生中継を強行する。しかし、そのスタジオにも、既にどこかに爆弾がセットされていて…、と緊迫感あふれるストーリーが展開。リアルタイムで進行する映像表現が見どころとなっている。

 鑑賞後の感想について、Perfumeのあ〜ちゃんは「もうすごい緊張しちゃって、どうなっちゃうの?って。息をするのを忘れました」と興奮気味にコメント。のっちは「いつもと違うことが起きたときの高揚感を感じてワクワクしました」と語り、主人公・折本の感情に寄り添いながら、自身もライブのような興奮を覚えたと振り返った。かしゆかは「リアルタイムで進んでいくっていうのが斬新」と本作の極限のリアル感に言及し、阿部寛を目の前にし「飛び出てきたみたいです、ヒーローが!」と折本ならぬ阿部との初対面の喜びを爆発させた。

 阿部も「まさかこういう形でご一緒できるとは思わなかったので、聞いた瞬間すごいうれしかったですね」とPerfumeが映画本編に出演することを聞いた時のことを振り返って、照れながらもうれしそうな表情を浮かべた。

 リアリティを追求し、本物感にこだわった演出が随所に散りばめられており、劇中に登場するニュース番組「ショウタイム7」のスタジオ内のカメラマンや、映像のスイッチングを行うテクニカルディレクター役は実際のスタッフが撮影に参加。カメラ機材が多かった特殊な撮影現場について阿部は「ショウタイム7のスタジオを実際に作ってやったのでリアルだった。実際に撮影しているカメラと劇中に登場するカメラがあったが、(不自然にならないように)撮影用のカメラを見てはいけない。結構パニックになりながらやっていました」と苦労を明かした。

 Perfumeも「すごい計算されたカメラワーク。テンパって訳がわからなくなっちゃいそう…すごく難しいですね」とリアルタイムで進行する撮影の難しさに驚いた様子。

 一方、阿部は長年にわたり生放送で数々のパフォーマンスを行ってきたPerfumeに感心し、生放送中のアクシデントについて質問すると、彼女たちは「マイクが落っこっちゃったり、セットの中にヒールが挟まっちゃったり…その場合はちょっと背伸びしながら踊って、間奏中にグッと引っこ抜いてやり過ごしました」と、世界中で活躍してきた彼女たちらしいエピソードを披露した。

 今回14年ぶりに劇映画に出演したPerfumeは、音楽と映画の現場の空気感の違いに戸惑ったそうで、かしゆかは「音楽の現場だとたくさんのスタッフさんが結構和やかな空気を作ってくださるんですけど、今回撮影させていただいた時に、映画の現場だからか、すごく緊張感があって、本番前の静寂がすごくてプレッシャーがあった」と振り返った。

 すると阿部は、「映画現場の準備期間は大人しくしてる。それで本番がきたらガッとやって、また静寂があって……と、ゆっくり進行していく」と、撮影現場ならではの独特なペースについて語った。一方で、Perfumeは音楽の現場は「怒とうに始まり、あっという間に終わってしまう」とも述べ、同じ芸能界でも現場によって雰囲気が大きく異なることを実感したという。

 活躍の場が違う両者の異色のコラボが実現した本作ならではのインタビュー映像となっている。

オリコン

「セブン」をもっと詳しく

タグ

「セブン」のニュース

「セブン」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ