【えっ】何十年ぶりに「ドラゴンボール」を読み返して驚いた7つのこと(1巻~10巻まで編)

2024年2月11日(日)19時0分 ロケットニュース24

漫画史に残る金字塔、ドラゴンボール。その功績はあまりにも大きくとても一言で表現できない。

ただ1つだけ「漫画史はドラゴンボール前とドラゴンボール後に分かれる」と記述しておこう。

もちろん私も小中高をドラゴンボールと共に過ごしたドラゴンボール世代。この記事ではそんな私が20年ぶり? 30年ぶり? にドラゴンボールを読み返して驚いた7つのことをお伝えしたい。

・娘がハマった
鳥山明先生の伝説漫画作品「ドラゴンボール」を久しぶりに読み返した理由はただ1つ、7歳の娘がドラゴンボールにハマったからである。

しまじろう・プリキュア・ポケモン・ドラえもん……などなど、娘がドハマりする作品は目まぐるしく変わるが、むしろそれでイイ。自分が好きなものをどんどん増やして欲しい。

さて、娘がドラゴンボールを読むようになってから、会話の中での当然のようにドラゴンボールネタが増えた。ぶっちゃけ覚えていないことも多く「読み返すしかない」と決意した次第だ。

で、今回は単行本の1巻から10巻までで驚いた内容を7つご報告したい。ストーリー的に10巻は「第2回 天下一武道会」が開催されているあたりである。

・その1「すでに2巻でドラゴンボールを集め終えている」
驚くことに悟空は2巻の終盤で、すでにドラゴンボールを7つ集め終えていた。えっ、そんなに早かったっけ? 

かの有名な「ギャルのパンティーおくれ」もそこで発動するのだが、まさかここまで早く佳境がやってきていたとは。

ちなみに第10巻で2回目のドラゴンボールコンプを達成しており、その際はウパの父を生き返らせていた。

・その2「ムフフな内容が多い」
薄っすらと記憶には合ったものの、読み返すと想像以上に “ムフフ” な内容が多かったことにも驚きだ。

パンパン」や「ぱふぱふ」などもそうだが、現在では考えられない頻度で “ムフフ” なシーンが散りばめられている。

・その3「亀仙人が月を破壊している」
第1回の天下一武道会の決勝で戦うのは悟空と亀仙人扮するジャッキー・チュン。もちろんこれは覚えていた。

が、終盤に巨猿化した悟空を通常フォルムに戻すため、なんと亀仙人はかめはめ波で月を破壊していたのだ。そ、そうだったっけ……?

フリーザーが星を粉砕するほどのパワーの持ち主だったことは記憶していたものの、まさか亀仙人が……。武天老師さま、恐るべし。

・その4「筋斗雲が破壊されている」
初期の悟空のトレードマークといえば「如意棒」と「筋斗雲」であろう。如意棒は育ての親の孫悟飯から、筋斗雲は亀仙人からそれぞれ授かったものである。

だがしかし、筋斗雲はシルバー大佐のロケットランチャーによりあえなく破壊(5巻)。レッドリボン軍のくだりが一息ついた翌6巻で、無事復活を果たしていた。うむ、全然覚えてない。

・その5「桃白白(タオパイパイ)の強さが異常」
どんな強敵にもさほど苦戦することなく勝ち続ける悟空だが、レッドリボン軍の刺客として登場した「桃白白」の強さは際立っていた。

桃白白はそこまで強キャラとして描かれていたブルー将軍を、舌のみで撃破。悟空との初戦にも圧勝している。そうか、桃白白はこんなに強かったのか……。

・その6「カリン塔にわずか5ページで登り切っている」
桃白白に敗れた悟空はカリン様のいる「カリン塔」に登ることを決意。とんでもない時を擁してカリン塔に登っているかと思いきや、費やされたページはわずか5ページであった。

その後の「超聖水」を巡るカリン様との修行もたったの2話で完結。さらに桃白白とのリベンジ戦も3話で決着が付いている。

・その7: とにかく展開が早い
ここまで述べて来た複数の項目と共通するが、ドラゴンボールはとにかく展開が早い! 目まぐるしいどころかマッハの勢いである。

「3年後に会おう!」と約束し、翌ページから3年後になるなどの手法もザラで、だいぶ長かった記憶がある「悟空とクリリンの修行」も4話で終えていた。

いま思えばこの “出し惜しみのないスピード感” に、子供だった私は夢中になっていたのかもしれない。常に「そうさ、今こそアドベンチャー」である。

・今でも全然読める
以上がドラゴンボールを1巻から10巻までの間で私が驚いたことである。というか、まさか2巻でドラゴンボールを集め終えていたとか……みなさん、覚えてましたか?

また改めて読み返してみても「古臭い漫画」だとは少しも感じなかったことに、私自身驚いている。初めて読む娘が夢中になるのもわかる超久しぶりのドラゴンボールであった。

それでは次回は「11巻〜20巻編」でお会いしましょう。まだ読んでないけど天津飯とかピッコロのあたりかな? 楽しみーーー!

参考リンク:ドラゴンボール公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.

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