BIGLOBEトップBIGLOBEニュース

『相棒』の視聴率低迷 「反町戦犯説」は本当か 

NEWSポストセブン2月11日(木)7時0分
画像:反町隆史が『相棒』低迷の”戦犯”という声もあるが…
写真を拡大
反町隆史が『相棒』低迷の”戦犯”という声もあるが…

 水谷豊(63)主演『相棒 season14』(テレビ朝日系)が思うように視聴率が伸びていない。現在放送中のシーズンは新相棒に反町隆史(42)を迎え、初回18.4%と上々のスタートを切ったものの、2話以降それを超えることはできず、昨年12月9日放送の第8話では2007年のseason6以来、8年ぶりに12%台を記録。元日スペシャルの第10話では16.7%と盛り返したが、1月13日の第11話では12.6%と今シーズン最低を記録している。その後13.7%、15.3%、14.6%とやや持ち直したものの、昨年3月まで放送されたseason13の平均視聴率17.4%と比べると低迷ぶりは明らか。一部メディアからは「反町が原因ではないか」という声もチラホラ…。果たして「反町戦犯説」は本当なのか。


 ドラマ評論家の成馬零一さんはこう語る。


「最近はNHKの朝ドラ以外は数字が取れなくなってきているので、私はそんなに悪くない数字だと思っています。ただ、全盛期と比べて、観ていてドキっとすることが少なくなった印象はあります。それはドラマ全体的なことで、反町さんどうこうという話ではありません。


 このドラマにはもともと二つの軸があり、その両方が見どころとなっていました。一つは、一話完結のミステリーものとしての完成度の高さ。もう一つは、シリーズを通して長期的に描かれる警察組織の内部の闘いです。今この軸の片方がぶれているように感じられます」(成馬零一さん、以下「」内同)


 一つ目の軸、一話完結のミステリーものとしての完成度は脚本次第だろう。現に、視聴率の低下は脚本に原因があるという声もある。


「『リーガル・ハイ』などでも知られる古沢良太さん、『科捜研の女』シリーズなどでも知られる櫻井武晴さんが、season12を最後に『相棒』の脚本から離れています。この二人はメーンの脚本家として活躍していたため、今の脚本への指摘が増えているのかもしれませんが、1話ごとの脚本の質が低下しているということはないと思います。


 元々、相棒は複数の脚本家を起用することで、一話完結の刑事ドラマとして高い水準を保ってきました。その傾向は今も続いていると思います。


 それよりも気になるのは、シリーズを長い目で見たときに、警察内部の闘いというものが薄くなっているという点です。水谷さん演じる杉下右京が強くなりすぎてしまい、警察内部にライバルがいなくなった。昔の『相棒』のような緊張感がないのはそのせいでしょう。


 そこで反町さん演じる冠城亘というキャラクターが入ってきたわけですが、与えられている役割がやや中途半端。『相棒』の世界をもっと壊してもらっていいんじゃないかと思います。『水戸黄門』のようにわかりやすいドラマにするのか、先の読めないドラマにするのか。今は人間模様を描くドラマとしての方向性を模索している段階だと思います」


 ファンを満足させるには、1話完結ものとしての面白さだけでなく、長期的な見どころも用意しておく必要がありそうだ。それとは別に、成馬さんにはもう一つ、引っかかることがあるという。


「最近の『相棒』は“映像美”に凝りすぎているような気がします。照明の使い方などもまるで映画のよう。それが観ていてちょっと疲れるというか、『相棒』に求めているのはそこではないんですよね。テレビ朝日のドラマは、シナリオと役者さんの演技がしっかりしているのが昔からの伝統なんですが、最近の作品は映像が綺麗すぎて鑑賞の邪魔になっているような気がします。『科捜研の女』シリーズくらいの映像で十分なので、テレ朝の刑事ドラマは、気楽に観てみたいというのが、いち視聴者としての希望です」


 映像レベルが高くなっている分、これまで気にならなかった粗に目がとまってしまうということもあるかもしれない。求められるレベルが上がるなか、シーズン後半の巻き返しはあるか?

NEWSポストセブン

はてなブックマークに保存

NEWSポストセブン
この記事のトピックス

最新トピックス

芸能トピックス

芸能写真ニュース

旬なニュースを配信中 フォローしてね!

注目ワード

話題の投稿画像

ページ設定

関連ワード
相棒のまとめ写真 視聴率のまとめ写真 反町隆史のまとめ写真

「相棒」をもっと詳しく

注目ニュース
「僕たちがやりました」不道徳過ぎて視聴者あ然 まいじつ9月21日(木)17時30分
(C)Shutterstock窪田正孝や永野芽郁、新田真剣佑といった若手の人気キャストをそろえ、漫画作品をドラマ化した『僕たちがやりました…[ 記事全文 ]
フジ「めちゃイケ」、超低迷でも局員が「打ち切りは絶対ない」と言い切る理由 アサ芸プラス9月21日(木)5時59分
今年10月、放送開始から21年を迎える「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)。[ 記事全文 ]
上西議員「ずっとアムラーメイクしてたのにパンダと言われ...」ツイートに「安室に謝れ」「パンダにも」非難殺到 J-CASTニュース9月21日(木)12時7分
歌手の安室奈美恵さん(40)の引退表明を受け、上西小百合衆院議員(34)が2017年9月21日朝、社会現象にもなった「アムラー」としての思…[ 記事全文 ]
<TGS2017美女図鑑>東京ゲームショウ2017を彩る美人コンパニオンたちを一挙掲載 BIGLOBEニュース編集部9月21日(木)17時44分
国内最大規模のゲーム展示会「東京ゲームショウ2017(TGS2017)」が、幕張メッセで21日開幕した。[ 記事全文 ]
本田翼「演技力成長ゼロ」SPドラマで酷評 まいじつ9月21日(木)10時35分
(C)まいじつ9月20日放送のドラマ『地味にスゴイ!DX校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)に出演した本田翼の演技が「相変わらず下手」だ…[ 記事全文 ]
アクセスランキング
1 「僕たちがやりました」不道徳過ぎて視聴者あ然まいじつ9月21日(木)17時30分
2 上西議員「ずっとアムラーメイクしてたのにパンダと言われ...」ツイートに「安室に謝れ」「パンダにも」非難殺到J-CASTニュース9月21日(木)12時7分
3 フジ「めちゃイケ」、超低迷でも局員が「打ち切りは絶対ない」と言い切る理由アサ芸プラス9月21日(木)5時59分
4 NEWS手越祐也によるイモトアヤコの“安室愛”への神反応が話題「ステージに立つ人だからこそわかること」モデルプレス9月21日(木)15時2分
5 本田翼「演技力成長ゼロ」SPドラマで酷評まいじつ9月21日(木)10時35分
6 小森純と事務所“救った”鈴木奈々に称賛ナリナリドットコム9月21日(木)8時37分
7 小森純、5年ぶりテレビ復帰の裏側明かす 勇気ある“けじめ”にエール相次ぐモデルプレス9月21日(木)15時19分
8 <TGS2017美女図鑑>東京ゲームショウ2017を彩る美人コンパニオンたちを一挙掲載BIGLOBEニュース編集部9月21日(木)17時44分
9 袴田吉彦、河中あいとの離婚発表「娘の事を第一に考え、まい進」 1月に不倫報道オリコン9月21日(木)12時56分
10 「安室引退」速報後、ツイッター人気ぶっちぎり1位を奪った「マーリン」って誰? J-CASTニュース9月21日(木)15時37分

本サイトのニュースの見出しおよび記事内容、およびリンク先の記事内容は、各記事提供社からの情報に基づくものでビッグローブの見解を表すものではありません。

ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容についてその正確性を含め一切保証するものではありません。本サイトのデータおよび記載内容のご利用は、全てお客様の責任において行ってください。

ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容によってお客様やその他の第三者に生じた損害その他不利益については一切責任を負いません。

データ提供元:アニメキャラクター事典「キャラペディア