1960〜1980年代、特撮ドラマの女神たち

2月11日(日)16時0分 NEWSポストセブン

強く美しい特撮ドラマのヒロインたち

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 高度経済成長と1964年の東京五輪開催を経て、日本の家庭にテレビが普及した1960年代以降、いわゆる「特撮」のジャンルでは映画だけでなくテレビでもいくつもの人気作品が生まれた。そして、そこにはいつも魅力的なヒロインたちがいた。1960年代から1980年代、特撮ドラマの女神たちを振り返る。


●ひし美ゆり子/『ウルトラセブン』(1967〜1968年、TBS系) 友里アンヌ隊員役

 ウルトラ警備隊の紅一点であり、普段はメディカルセンターに勤務。そのため隊員コスチュームだけでなく、白衣姿が多かったのも高ポイント。最終話でダンがセブンであることを明かした時、「ダンはダンに変わりはない」と名言を残した。


●應蘭芳(おう・らんふぁん)/『マグマ大使』(1966〜1967年、フジテレビ系) モル役

 主人公・マモル少年(後にフォーリーブスの一員になる江木俊夫)が笛を1度吹けばガムが、2度でマグマ大使の妻・モルが、そして3度吹けばマグマ大使がロケットとなって飛んでくる。モル役の應蘭芳は運動神経がよく、銀色のウエットスーツ姿で潜水するシーンもあった。


●城野ゆき/『キャプテンウルトラ』(1967年、TBS系) アカネ隊員役

 円谷プロによる『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の合間に放映されたが、東映の平山亨プロデューサーが「絶対に勝てるのはヒロインの城野ゆき」と豪語。人気も高まり、最終回に近づくにつれ、キャプテンのパートナーとして重要な役回りに。


●九条亜希子/『快傑ライオン丸』(1972〜1973年、フジテレビ系) 沙織役

 時代劇と動物的な変身キャラクターを組み合わせて大ヒット。主人公の獅子丸(ライオン丸)を助けて大魔王ゴースンと戦う女忍者・沙織を演じた九条亜希子は、超ミニ丈の着物姿が勇ましく、眩しかった。本作をもって九条は女優業を引退し、主演の潮哲也と結婚した。


●林寛子/『変身忍者 嵐』(1972〜1973年、フジテレビ系) カスミ役

 1970年代アイドルの林寛子は、もともとは子役出身。1971年に『仮面ライダー』にゲスト出演し、1972年の『変身忍者 嵐』では、主人公ハヤテの仲間になる少女くノ一・カスミ役でレギュラー出演。残念ながら歌手デビューの準備で途中降板した。


●牧れい/『スーパーロボット レッドバロン』(1973〜1974年、日本テレビ系) 松原真理役

 歌手デビュー当時、「まあ、きれい」と呼ばれるように牧れいと命名された。特撮は1972年に『緊急指令10-4・10-10』(NET系)の入江ナミ隊員役、そして本作の松原真理隊員役と連投し、特に後者では見事な開脚で人気を呼んだ。


●叶和貴子/『宇宙刑事ギャバン』(1982〜1983年、テレビ朝日系) ミミー役

 1980年代に癒し系女優として人気があった叶和貴子の出世作が、メタルヒーローシリーズの嚆矢となった『宇宙刑事ギャバン』のミミー役。ギャバンがピンチに陥ると「バード星へ帰りましょう」と発言する臆病な性格が可愛らしかった。『宇宙刑事シャリバン』にも同役で出演。


●森永奈緒美/『宇宙刑事シャイダー』(1984〜1985年、テレビ朝日系) アニー役

 数々のアクションスターを輩出した「JAC」の出身で、本作の女宇宙刑事アニー役で注目された。ウェスタン調のミニスカ姿で専用レーザー銃を放ち、時にはビルからロープでぶら下がるなど激しいアクションに挑戦。あどけない笑顔でファンを魅了した。


※週刊ポスト2018年2月16・23日号

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