『べらぼう』次回予告。「倍売れる細見を作って見せますぜ」鱗形屋が捕まったこの機を逃すまいと地本問屋の面々を説得する蔦重。しかし西村屋・鶴屋が怪しげな動きを…
2025年2月12日(水)12時33分 婦人公論.jp
(『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(c)NHK)
大河ドラマ『べらぼう』予告
横浜流星さん主演で、2025年放送予定の大河ドラマ『べらぼう』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第6回「鱗(うろこ)剥がれた『節用集』」が2月9日に放送。その最後に流れた第7回「好機到来『籬(まがき)の花』」の予告が話題になっています。
*以下「鱗剥がれた『節用集』」の放送内容のネタバレを含みます。
●「鱗剥がれた『節用集』」あらすじ
蔦重(横浜流星さん)は、吉原細見だけでなく挿絵入りの青本を作ろうと、鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助さん)と共にアイデアを考え、ネタ集めに奔走する。
そんな中、須原屋(里見浩太朗さん)から『節用集』の偽板が出回っていると聞き、蔦重の中に、ある疑念が生じて…。
一方江戸城内では、松平武元(石坂浩二さん)が莫大な費用がかかる日光社参を提案する。田沼意次(渡辺謙さん)は、予算の無駄遣いを理由に、徳川家治(眞島秀和さん)に中止を訴えるが…。
次週予告
*以下、本編直後に流れた次週予告
地本問屋の面々を前に「倍売れる細見を作って見せますぜ」と話す蔦重。
西村屋が「この貧乏くさい細見!」と言い捨てる。顔を見合わせる地本問屋。
「べらぼうめ!」と彫師が手に持った道具を投げる。
その下に<覚悟を決めた蔦重>とのテロップが流れる。
江戸で一番だってしてやりてえじゃねえっすか!
「蔦重!」と怒鳴る西村屋。
「蔦重!」と抱きつく女郎。
蔦重の首に仕置き棒を突き付ける「大文字屋」の志げ(山村紅葉さん)。
続けて老舗女郎屋「松葉屋」のいね、河岸見世の「二文字屋」のきくがそれぞれ映る。
その背景に「吉原の女はいい女だ。江戸で一番だってしてやりてえじゃねえっすか!」との蔦重の声が流れる。
見せていただきましょうか。その細見とやらを
場面変わり、覚悟を決めた様子で女郎屋の主人たちの前に立つ蔦重。
その下に<蔦重は戦う吉原のために>とのテロップが流れる。
牢の中で縛られ、天を仰ぐ鱗形屋。
怪しげな笑顔を見せる地本問屋のリーダー格・鶴屋喜右衛門(風間俊介さん)が「見せていただきましょうか。その細見とやらを」と近づく。
任せたぜ、蔦の重三
細見を前に話し合いをする小田新之助や次郎兵衛たち。
「任せたぜ、蔦の重三」と告げる花の井。
江戸の町を闊歩する蔦重。
蔦重の「よし!もっとネタを増やすか」との声に、次郎兵衛は「これ以上にか!?」と驚く顔を見せて——。
ーーー
大河ドラマ第64作となる『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、”蔦重”こと蔦屋重三郎が主人公。
蔦重を演じるのは、NHKドラマ初出演となる横浜流星さん。脚本は、連続テレビ小説『ごちそうさん』大河ドラマ『おんな城主 直虎』などを手掛けた森下佳子さん。
さらに語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるかさんが担当する。
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