竹下幸之介(DDTプロレスリング)『ニシナリライオット』第49回:「13年前に体験した抗インフルエンザ薬タミフルの話」
2月12日(金)12時30分 耳マン

DDTプロレスリングの未来を担う若き逸材・竹下幸之介。そんな彼が自身の昔のブログを読み返しながらつづる、地元・西成のお話!
2007年03月01日
189話『あぁぁ』
高熱です...元気がないので今日はブログを書く元気がありません...
インフルエンザかな…
2007年03月02日
190話『タミフル』
インフルエンザでした...ずっ〜と寝たきりで、風邪は時々あったんですがこんなにしんどくなったのは久しぶりです...
皆さんもインフルエンザだけには、気を付けてください!!本当にしんどいですから...
なんかタミフルとかいう怖い薬も飲まんといけんし...
2007年03月03日
191話『やっぱり食うこと』
今日は、夕方から大阪プロレスを見に行けるくらい元気になりました!!
でも怖かったこともありました…
2007年03月04日
192話『治ってきた』
だんだんインフルエンザ治ってきましたよ!!
ちょっとしんどかったけどあさってにでも学校に行けたらいいな〜(^-^)
2007年03月06日
194話『エキセントリック!! 』
この頃、タミフルのせいでぼーっとしてます...
なんか記憶に残らないというか...
本当にタミフルやばい!!眠気もあってか、今日のブログも自分の意思とは違うものが書いてます!!
あ〜本当にやばいからおやすみなさい
2021年2月現在、未だに新型コロナウイルスはその猛威を振るっていて、人間の事情なんてお構いなし。
かつてはコロナほどではないにしろ、毎年冬になるとインフルエンザが感染率の高いウイルスとして人々に恐怖を与えていました。私がインフルエンザに最後にかかったのは小学校六年生のとき。この頃は、インフルにはタミフルが即効で効くとされておりお医者さんでも処方されていましたが、10代の人たちがタミフルを服用すると異常行動を起こす可能性が高いとされていました。
そのニュースが世間を賑わしているその最中、タミフルを服用していた竹下少年(12)。
今でも覚えているのが2007年3月3日。この日、どうしても大阪プロレスを見に行きたくて、こっそり家を抜け出して見に行きました。今、思うとインフルエンザも完治していないのに、悪いことしたなと反省しています。
そのとき、少しでも熱を下げようとタミフルを1錠多く飲みました。そのあと、大阪環状線に乗って新今宮駅に向かうのですが、ホームでふと走ってくる電車とぶつかったらどっちのほうが強いんだろう?と頭に過ぎりました。そのとき、走ってくる電車や周りの風景がやけに鮮やかでした。
ぶつかったらたぶん死ぬな。と思ってその行動をやめたというより、諦めたというほうがしっくりきます。
そのときのことは鮮明に覚えているのに、プロレスの試合結果や、試合内容はまったく覚えていないどころか、どうやって家に帰ったのか、いつ帰ったのかも何も思い出せなくて、翌日ビビりまくりました。
話はその少しあとに飛びます。
放課後、みんなで遊んでいてその頃にテレビ番組『逃走中』が流行っていたこともあり、みんなで逃走中ごっこをよくしていました。そこにインフルエンザで学校を休んでいたはずのタクミくんが突如として現れて、
「もう治ったから仲間に入れて」
と言ってきたのでそれならばと一緒にやることに。
私がハンターになって、タクミくんを追いかけていると、団地に逃げ込んでどんどん階段を登っていくのでそれを追いかけてついに最上階まで追い詰めました。
「やっと捕まえた! タクミで最後やからな」
そう言いながら近寄ると、タクミくんはあろうことか8階から飛び降りようとしたのです。身体は完全に乗り越えていて、手すりぶら下がっているような状況で
「絶対に捕まるかー!」
と叫んでいました。
私と一緒に追いかけていたふたりと一緒に引っ張り上げて、事なきを得ましたが、やはり後日そのことをタクミくんに伝えると、覚えておらず逃走中を一緒にやったことだけ記憶をしていると言いながら、8階からぶら下がっている自分自身を想像して、鳥肌を立てながら苦笑いしていました。
今でもあのときと同じタミフルは処方されているのでしょうか。
コロナウイルスのワクチンも早く全人類に行きわたってほしいと思う反面、安心・安全なものにしてほしいと願います。
竹下幸之介
1995年5月29日生まれ、大阪府大阪市出身。身長187センチ、95キロ。現役高校生レスラーとして2012年8月の日本武道館大会でデビュー。高校卒業後、日本体育大学へと進学し、学業とプロレスの両立に励み、2018年3月に無事卒業した。卒論のテーマは『ジャーマン・スープレックス』。2018年4月に入江茂弘に敗れるまで、KO-D無差別級王座11回防衛の最多記録を樹立した。地元西成への愛が深く、2018年大みそかの『年越しプロレス』には、「西成魂」の刺繍が入ったオーダーメイドの特攻服をわざわざ作って参戦。“西成のエリートヤンキー幸之介”として愛されている。
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