「ブラタモリ」新アシスタントは特番に続き、佐藤茉那アナ「発見大事にタモリさんと一緒に旅したい」
2025年2月12日(水)17時29分 スポーツニッポン
NHKは12日、東京・渋谷の同局で定例メディア総局長会見を行い、4月スタートの新番組などのキャスター陣を発表した。
街歩きの達人・タモリが“ブラブラ”歩きながら知られざる街の歴史や人々の暮らしに迫る紀行・教養バラエティー番組「ブラタモリ」。4月から1年ぶりにレギュラー番組として復活。放送枠も土曜午後7時30分から午後8時までに決まった。
現在、同時間帯に放送されている人気番組「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」については、午後8時から8時48分に移行する。
アシスタントは広島局所属の佐藤茉那アナウンサーが務める。佐藤アナは昨年11月に8カ月ぶりに特番として復活した際にもアシスタントを務めており、特番から継続しての新アシスタント就任となる。
この日、会見に出席した佐藤アナは「高校生時代にこの番組のロケにたまたま遭遇したことがあります。その当時はまさか自分がこうして、携わることができるとは思ってもいませんでした。今回レギュラー復活ということで、初めてご覧になる方もこれまで見てくださっていた方も、楽しんでいただけるように私自身も発見を大事にしながらタモリさんと一緒に旅をしていきたいと思いますよろしくお願いします」と意気込んだ。
タモリについて「初めてお話した時も“初めまして”と思えない、本当にナチュラルな方で、いらっしゃるだけで現場の空気が温かくなるような不思議な空気感を、和やかな空気感も持ってらっしゃる方だなと」と印象を語った佐藤アナ。「これからそれが回数を重ねるごとにどうなっていくか、2人の掛け合いがどういうふうなテンポで屋って行けるのか、楽しみなところです」と期待を膨らませた。
この日の会見には、アシスタント経験者である林田理沙アナも出席。「私自身の2年間、タモリさんと歩かせていただいて、同じもの、同じ景色を見ていてもタモリさんとは全く違うように見えている。やっぱり知識によって世界って本当に豊かに見えるんだなって身をもって学ばせていただいた宝物の時間だった。佐藤アナウンサーも発見を大切し、佐藤アナウンサーらしく旅をしてもらえたらいいのかな」と佐藤アナにアドバイスを送った。
番組は08年に放送を開始し、レギュラー化、特番放送を繰り返しながら、昨年3月にレギュラー放送がいったん終了。昨年11月に8カ月ぶりに特番として復活。「東海道五十七次」をテーマに、3日連続で放送された。ファンからは復活を望む声が上がっていた。
番組コンセプトはそのままに、街道を歩くシリーズものなど、新しい試みにも挑戦し、より幅広い世代の人に地域の魅力を届ける。