大原優乃、体を張った温泉シーン「整いすぎてしまい…」『週末旅の極意2』裏話を語る
2025年2月13日(木)17時0分 マイナビニュース
現在放送中のテレ東系ドラマ『週末旅の極意2〜家族って近くにいて遠いもの〜』(毎週木曜24:30〜)で山岡家の長女・めぐみを演じている大原優乃にインタビュー。演じる際に意識したことや撮影の裏話などを聞いた。
夫婦をテーマに2023年に放送された旅ドラマ『週末旅の極意』の新シリーズとなる本作は、家族をテーマにした新たな物語。主人公の山岡家は、母・優子(石田ひかり)、父・義正(甲本雅裕)、長女・めぐみ(大原)、長男・誠(島村龍乃介)の4人家族で、子供たちが巣立ったことでいつの間にか離ればなれに。それぞれの感情が交錯する家族の物語を週末旅という舞台で描き出す。
めぐみを演じる際に心がけたことを尋ねると、大原は「そぎ落とす努力をしました」と答え、「家族なので、お芝居というより生に見えたいと思い、衣装合わせの時に自分から髪型についてご提案させていただいたりしました」と説明。
続けて、「1話で週末旅を始めていく中での距離感というものを、家族の皆さん、そして監督などと細かくお話させていただけたので、自分1人でというより、家族の皆さんに調律していただいてめぐみを演じることができたなと思っています」と語った。
大原自身も弟がいて山岡家と同じ家族構成だが、自分の家族と照らし合わせることはしなかったという。
「家族の形はそれぞれだと思うので、ただただ山岡家という、4人の距離感を考え、悩み続けた撮影期間でした」
また、「今までなかなか出せなかった自然体のお芝居をさせていただけているかなと思います」と新たな表現ができたという。
「家族の皆さんと対峙させていただく中で生まれる感情や受ける感情がたくさんあったので、毎日の撮影がとても充実していました。そして、セリフの間を埋めてくださる先輩方だったので、そこに委ねながらお芝居させていただき、引き出していただく部分もたくさんありました」
今後の見どころもアピールしてもらった。
「めぐみが抱えていることに関して家族と向き合う中でいろいろな衝突も生まれますが、それも週末旅があってこそなので、ドラマの根本である“家族って近いようで遠いもの”という歯がゆさを楽しんでいただけたら。そして毎話、日本各地を巡らせていただいて、その土地のお食事であったり、温泉に入らせていただいているので、見て癒やされていただきたいです」
第2話でも温泉シーンが描かれたが「あのシーンはトータルで2時間ぐらい温泉に入っていました」とのこと。「源泉でできている温泉で、芯から温まる熱さだったので、本当に気持ちよかったのですが、整いすぎてしまい、ちょっとのぼせていたかもしれません(笑)。体を張って演じました!」と笑顔で話していた。
■大原優乃
1999年10月8日生まれ。鹿児島県出身。2009年にNHK教育テレビ『天才テレビくんMAX』のオーディションに合格し、ダンス&ボーカルグループ・Dream5としてデビュー。2014年にDream5が担当した『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ「ようかい体操第一」が大ヒットし、同年の『輝く!日本レコード大賞』、『NHK紅白歌合戦』に出演する。2017年に『週刊プレイボーイ』でグラビアデビュー。現在は女優として、ドラマ『ゆるキャン△』シリーズ(20・21)、『あせとせっけん』(22)、『おいしい給食 season3』(23)などに出演。