是枝裕和の新作タイトル決定、新たに池松壮亮、高良健吾、山田裕貴ら参加

2月14日(水)11時53分 映画ランドNEWS

『そして父になる』『海街diary』など、さまざまな<家族のかたち>を描き続けてきた是枝裕和監督が「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」と語る新作のタイトルが『万引き家族』に決定。新たに池松壮亮高良健吾池脇千鶴らの出演が発表された。


万引き家族


東京の下町に暮らす、一見どこにでもいそうな平凡で貧しい家族。しかし彼らは「犯罪」で生計をたて、ひっそりと暮らしていたのだった。「犯罪」でしかつながれなかった家族たち。不完全だが、愛すべき<家族>の心揺さぶる衝撃の物語が描かれる。キャストにリリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、子役の城桧吏と佐々木みゆが名を連ねる。


是枝監督は「この映画の企画がスタートした一年前から、僕の中でいろんなタイトルが浮かんでは消え、結局最初に付けたタイトルに戻りました。実は、万引きする人たちのお話であると同時に、万引きされた人たちの物語でもあるという二重の意味を込めたタイトルなのですが、そこは出来上がった映画を観て頂くとご理解頂けるのではないか、と思っています」と、タイトル『万引き家族』に込めた想いを明かしている。


新たに出演が発表されたのは、松岡茉優が働くJK見学店の常連客「4番さん」役で、是枝組2度目となる池松壮亮。主人公一家の「仕事」を捜査する刑事役で、いずれも是枝組初参加の高良健吾、池脇千鶴。一家の子供たちを見守る駄菓子屋の店主役に柄本明。その他に、緒形直人、森口瑤子らベテラン俳優陣に加え、若手俳優の中でもその実力が注目されている山田裕貴、片山萌美ら豪華俳優陣が集結した。


池松壮亮 コメント




出演依頼を受けての感想

とても嬉しく思いました。是枝監督には、何度でも作品作りに関わりたいと思わせてくれる作家性と力と人柄とユーモアがあります。


撮影を通しての感想

非常に短い時間で名前もない言葉も発しないという役でしたが、いつまでもこのままいれたらと思ってしまうような豊かな時間をいただきました。是枝組はいつでも高尚な映画作りをされていて、とても安心します。


高良健吾 コメント




出演依頼を受けての感想

この仕事を始めた頃から憧れてきた監督なので。いつかご一緒したいと思い俳優を続けてきたので、目標が叶い嬉しかったです。


撮影を通しての感想

これが是枝組かという演出を経験でき、興奮しました。現場に入ると必ずある緊張感ともいい距離感で接する事ができたのは、是枝組の雰囲気のおかげだと思います。是枝組の子役の子達と芝居ができたのも自分の力を試されてる気がして、参加日数は少なかったのですが貴重な経験でした。


池脇千鶴 コメント




出演依頼を受けての感想

以前から存じ上げている監督でしたので「あ、やっと会えるんだ」という喜びがわいてきました。


撮影を通しての感想

監督は、現場で台詞を追加して、その台詞を他の俳優さんがアドリブで答えるという生の反応を欲しがる方なんだなと思いました。そしてそれをとても楽しんでやられていて、どう転んでも正解ということも分かった上で、すごく絶妙な質問を書かれたり、生きたお芝居を、各々が持っている感性を引き出されるのかなと思いました。現場の雰囲気は、監督が穏やかな方だから、空気としては穏やかな空気でした。監督と何度もご一緒している方々をはじめとして、どんな演出にも答えていける、対応できるような現場でしたね。


是枝裕和監督 コメント




池松壮亮について

映画は二度目のオファーです。色気があるんですよね。佇まいに。声がまた魅力的で。なのに今回は極端に台詞の少ない役をお願いしました。それでもやはり、存在感は抜群でした。


高良健吾について

デビュー直後くらいに一度お会いしていて、真っ直ぐな瞳が印象的だったんですが、澄んだ瞳は健在でした。この物語の「家族」に出会い、彼自身が内包する「正義」が揺らぎ、刑事からひとりの父に変化する、その表現は見事でした。


池脇千鶴について

笑顔の本当に素敵な女優さんで、かねてから注目していましたが近作だとガラリとそんな先入観を吹き飛ばすような「そこのみにて光輝く」の演技が圧倒的でした。今回は、感情を抑えた役で、笑顔は一度だけでしたが、やはり素敵でしたねぇ。


映画『万引き家族』は6月にTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開


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