『おむすび』次週予告。「今までホンマにありがとう」検査結果にショックを受けて街をさまよう聖人。病院の中を走る結。傍らでは妻・愛子が涙をこらえながら頷いて…
2025年2月14日(金)18時0分 婦人公論.jp
花の握ったおむすびを親子三人で食べて…(『おむすび』写真は90回/(c)NHK)
現在放送中の橋本環奈さん主演・連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)。
2月14日放送95回の最後に、第20週「生きるって何なん?」の予告が放送され、話題になっています。
*以下第95回のネタバレと次週予告の内容を含みます。
<第95回あらすじ>
勝手に退院しようとしていた低栄養の患者・曽根麻利絵(桧山ありすさん)。病室に行った結は「このまま退院したら一生後悔する」と説得する。
「後悔ならとっくにしている。子どもの頃、母の料理を無理して食べたからやせにくくなった」と反論する麻利絵。しかし結の「かわいくなっても、病院のベッドから出られなければ意味がない」との説得に、麻利絵は母親と共に食事指導を受けることに同意する。
糖尿病にて入院していた磯山八重子も病状が改善。無事退院することになり、結に感謝を伝えて退院していく。しかしその八重子が、数日後に救急搬送されてくる。
膵臓に腫瘍が見つかったために外科医・蒲田令奈(中村アンさん)が緊急手術をし、無事成功するも、結は蒲田から「何か気が付かなかったのか」と責められる。
驕りがあったかも、と落ち込む結に、自分で握ったおむすびを差し出す娘の花(宮崎莉里沙さん)。
「おいしいもん食べたら、悲しいことちょっとは忘れられるやろ。だから食べり」
一方、父・聖人(北村有起哉さん)が受け取った人間ドックの検査結果には「精密検査を受けてください」と書かれていて……。
<ドラマ内で流れた予告>
病院で、スマホを手に驚く結。
「お父さんがおらんくなった?」
靴屋の渡辺(緒形直人さん)と一緒に、オシャレをして街を歩く聖人の姿が映る。
「なあ、なんか悩んどるん?」
渡辺がジャズバーで聖人にたずねる。
「癌かもしれへんのや」
そう答える聖人。
「へー、米田さんの…」
「幸子さん!」と驚く結。続けて「母ちゃん!」と翔也。
結たちの家で、新しい靴を手に喜ぶ花と、翔也の母・幸子(酒井若菜さん)が並んで座る様子が映る。
場面が変わり、病室のベッドに座る聖人。その周りを、結とNST(栄養サポートチーム)のメンバーたちが囲んでいる。
「へー、米田さんの…」「あんまり見ないでください」
やりとりをする結とNSTのメンバーたち。
「今までホンマに…ありがとう」
結へたたきつけるようにして書類を渡す蒲田。不安げな表情を見せる結。
「私たちは、命と向き合う仕事をしている」
栄養科長・塚本(濱田マリさん)の声が流れる。
結が走って向かった先は……。
「今までホンマに…ありがとう」
ベッドに横になったままの聖人。
その横で妻の愛子(麻生久美子さん)が涙をこらえながら、小さく頷いて……。
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朝ドラ通算111作目となる『おむすび』は、橋本環奈さん演じる平成元年生まれのヒロイン・米田結が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく「平成青春グラフィティ」。
結の姉で福岡で《伝説のギャル》として知られる米田歩役に仲里依紗さん、結の母・愛子を麻生久美子さん、結の父・聖人役を北村有起哉さん、結の祖父・永吉役を松平健さんが演じます。
リリー・フランキーさんが語りを、脚本は根本ノンジさんが担当。主題歌『イルミネーション』はB’zが手掛けています。
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