「ミスター・ナンバー2」は汚名? 荻原健司の銀・渡部へのコメントに曽根アナが完璧フォロー

2月14日(水)21時31分 J-CASTニュース

渡部暁斗が銀メダルを獲得した(写真はイメージです)

写真を拡大

平昌五輪ノルディック複合個人ノーマルヒルで、解説の荻原健司氏が放った言葉に実況・曽根優アナウンサーの「返し」が見事だと称賛された。


2018年2月14日の同種目では、渡部暁斗がソチ五輪に続き2大会連続の銀メダルを獲得した。その時、中継したNHKの放送席でなされた会話とは——。



「いやいや、ナンバーツーは汚名ではありませんね」



前半のジャンプを3位で折り返した渡部は、同5位のエリック・フレンツェルと後半のクロスカントリーで熾烈な優勝争い。最終盤のスパートで一歩及ばなかったが、銀メダルに輝いた。2人はソチ五輪に続くワンツーフィニッシュだった。



中継で解説した荻原健司氏(92年アルベールビル五輪、94年リレハンメル五輪でいずれも団体金メダル)は、「2大会連続の銀メダル、渡部暁斗君、これは立派なものですよ。4年経ってもこの2人というのも本当にすごいことですよ。良い戦いを見せてもらったなと思います」と健闘を称え、「私は解説しながら感動してしまっています」と興奮気味に話した。



荻原氏は「W杯世界ランキング1位の渡部君ですから、日本のみならず世界中から大きな期待を受け、大変なプレッシャーだったと思います。それを跳ね除けて自分のやることに集中できた、そんなノーマルヒル個人戦の戦いぶりでした」と総括した。



だが、



「まあ残念ながらなんですけど、『ミスター・ナンバーツー』の汚名返上とはなりませんでしたけども、でも考えてみれば世界第2位ですから」


とも発言。するとすかさず、実況の曽根アナがやや苦笑いしながら



「いやいや、ナンバーツーは汚名ではありませんね」


とフォローに入った。



こうした2人の会話にはツイッターやネット掲示板上で



「ナンバー2汚名じゃねぇ」

「渡部選手に失礼ではないか!二位でも立派な成績だよ」

「汚名?汚名返上とか意味わかんない。胸張ってください!」

「アナウンサー様、ぐっじょぶ」

「NHKの実況の人が『2位は汚名ではありませんが』ってさり気なくフォローしてたのが良かった」


といったコメントが続々と寄せられていた。



「完敗かなという感じですかね、今日は」



ただ渡部自身、大会前から「キング・オブ・スキー」のために「金メダル」が目標と公言しており、僅差で2位となる試合も何度かあった。そのため、荻原氏の発言に対し、



「金を目指せる実力がある人への『ミスターナンバー2』は汚名だろう 間違ってないよ」

「シルバーコレクターってのは、ある意味汚名よ それは本人も良くわかってるだろう」


といった声も漏れている。



渡部は試合後のインタビューに「メダルを取れてホッとしてるのが半分と、本当にあとちょっと自分がめざしていたところにたどりつかなった悔しさが半分、という感じですかね」と悔しさをにじませつつ、清々しい表情でこう答えた。



「かなり風が強くて誰も前に出たがらない中で、フレンツェルと僕とで、ある意味『痛み分け』じゃないですけど、彼が引っ張った分、僕も引っ張るという形で、フェアにレースしたいなと思っていたので。出るところは出て、後ろに下がる所は下がって、様子を見ながら体力残して。最後、あそこで来るなというのは分かっていたので僕も行く気ではいたんですけど、彼のほうがスピードあったので、まあその辺が...完敗かなという感じですかね、今日は」


「今日は」とつけていた渡部。20日の個人ラージヒルで雪辱なるか。

J-CASTニュース

「荻原健司」をもっと詳しく

BIGLOBE
トップへ