楽天・三木谷会長「楽天モバイル参入で年間約4兆円の家計節約」 次の一手となる強力な”家族支援プログラム”を発表

2024年2月14日(水)15時33分 オリコン

「最強家族プログラム」発表会に登壇した三木谷浩史会長 (C)oricon ME inc.

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 楽天モバイル株式会社が、同一名字の家族であれば、「Rakuten最強プラン」を月々100円(税込110円)で利用できる「最強家族プログラム」を、2月21日から提供開始する。その発表会とトークショーが13日、都内で行われた。

■年間60万円削減も可能「強力な家族支援プログラムになっています」

 最初に楽天モバイル 代表取締役社長・三木谷浩史氏が登壇。「私たちの参入以降、携帯電話料金が、お一人様平均6,755円から5,073円と大幅に値下げをしています。結果として、国全体で見て年間約4兆円の家計の節約ができています」とアピールした。

 そして、この日のメイントピックス「最強家族プログラム」を紹介。同プログラムは「代表者」(18歳以上)と同一名字の家族が対象で、最大20回線まで参加でき、家族割適用後3GBプランで全キャリア最安の月額880円(税込968円)を実現。さらに現在行われている「楽天モバイル紹介プラン」キャンペーンと合わせると、効率よく携帯電話料金の削減、楽天ポイントの獲得ができるという。

「4人家族の場合、年間で24万円削減が可能で、4人で合計6万ポイントを獲得できます。6人家族だと36万円削減で10万ポイント獲得、さらに親戚10人なら、年間60万円削減可能で、18万ポイントを獲得できる、かなり強力な家族支援プログラムになっています」(三木谷氏)

■プログラムは今後バージョンアップを検討、さまざまな家族の形に対応を予定

 続くトークセッションでは、楽天モバイル常務執行役員CMOの河野奈保氏、節約アドバイザー兼ファイナンシャルプランナーの丸山晴美氏が登壇、楽天モバイルユーザー代表の佐藤さん(仮名)がリモートで参加した。

 佐藤さんは、月の携帯電話料金が月5000〜6000円だったが、楽天モバイルに変えてからは、2000〜3000円に抑えられていると話し、「物価が上がる中で携帯電話の固定費が半分になっているのは非常にありがたいです。しかも使うデータ量は4年前より増えています。非常に家計に優しい」と語った。

 楽天市場で買い物をしてポイントを貯めると、そのポイントをモバイル通信量の支払いにも充てられる仕組みについて丸山氏が言及すると、それを受けて河野氏は「楽天市場で大体月3万円ぐらいお買物される方だと、そのポイントだけで楽天モバイルの通信料が払えてしまう。お得に買い物して、通信0円という生活が実現できます」と、楽天モバイルのベネフィットについて述べた。

 今回の「最強家族プログラム」について「地方に住む親や、義理の親も家族として見ることは可能ですか?」と丸山氏が尋ねると、河野氏は「現在は同一名字の家族がキャンペーン対象ですが、今後いろいろな方のご要望をお聞きした上でバージョンアップを考えています。たとえば同居されているパートナーの方や、事実婚、同棲婚の方など、さまざまな家族の形があります。そういった方々にもぜひこのプログラムを使っていただきたいと思いますので、アップデートをお待ちいただければ」と回答した。

 新年度も迫り、家計のさまざまな費用が見直されるタイミング。2024年以降、より良い家計が作り上げられるよう、各社がしのぎを削る。

取材・撮影/水野幸則

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