質問に歯切れの悪い回答も…「超高額のお客様を担当できる雰囲気がある」 グッズ売り子トップの就活生を超大手企業が取り合い?

2025年2月15日(土)10時30分 ABEMA TIMES

 超一流企業vs超優秀学生の疑似就活バラエティABEMA『キャリアドラフト シーズン2 #3』が2月14日に放送。出演した学生が、様々な挑戦を通じて培った「達成にコミットする力」を中心にプレゼンテーションを行った。

【映像】企業が「雰囲気ある」と話した福工大生のプレゼン

 同番組は、事前面接を勝ち抜いた15人の学生が、服装・プレゼン形式はすべて自由にステージ上で2分間の自己PRを実施。26新卒を対象に行われる今シーズンは企業がリニューアルされ、面接官を務めるのはなんと超一流企業の実際の人事担当者たち。12社14人による7分間の質問タイムを設け、自社の新入社員の平均を5と仮定して10点満点で採点する。学生にとっては、どんなプレゼンが企業に響くのかがわかる絶好の舞台だ。

 福岡工業大学の濱田夕晟さんは、幼少期からの負けず嫌いな性格を活かし、様々な挑戦を重ねてきた経験を説明。その中でも、「PayPayドームグッズ売り子2年連続売上1位」を強調した。ビールの売り子と異なる難しさとして、販売エリアが決まっていないために売れるエリアを見極める必要があることや、前回の購入者を記憶してリピート率を上げる工夫をしたことを紹介。これらの経験を通じて培った「達成にコミットする営業力」を自身の強みとして挙げ、今後の仕事にも活かしていきたいと熱弁した。

■歯切れの悪い回答も魅力に?

坂之下英樹(九州旅客鉄道株式会社 人事部人事課 課長代理):あれだけ広くて人が多い中、売上を上げる自分なりのコツがあれば教えていただきたいのが1点。2点目は、九州に残るという可能性はないですか?

濱田:グッズの風船ですと、7回表・裏に売上が上がるという分析をしていたので、5回裏とか6回表から呼びかけをしました。2点目は、東京志望なんですけど……そこは九州でも対応していきたいと思います。

古舘伊知郎(ファシリテーター):この歯切れの悪さは最高ですね。自分でも思ったでしょ、歯切れ悪いって。

濱田:はい、ド緊張しています。

小南秀光(株式会社プロディライト 代表取締役社長):当社は「日々挑戦」という理念を持っていまして。自己成長のために、今後どういう挑戦をしていきたいと思っていますか?

濱田:カフェのアルバイトもしていまして、ポップアップなどで福岡のカフェを盛り上げていければと思います。

大口一仁(株式会社みずほフィナンシャルグループ 人材戦略推進部 採用チーム 次長):新聞の新規営業もやっていて、PayPayドームでもやっていて、けっこうきついじゃないですか。でも、あえてそこに行っているわけですよね。自分の中で、苦手から得意になったのか、ずっと得意だったのか、何か変換点はありましたか?

濱田:PayPayドームに関しては、表に出て自分を売りたいじゃないですけど、成果主義であるところに魅力を感じて入りました。読売新聞に関しては、西部本社の社長さんから「君だったら営業力あるからいけるよ」と声をいただいて入りました。読売新聞の営業に関しては自分からではなく、推薦です。

古舘:すごいですよね。僕がわかってないだけで、すごいポテンシャルなんだね。

■古舘伊知郎「木(ハウスメーカー)とお金(銀行)が取り合ってる」

 企業の採点は、下が4点から、上が9点。「9点」をつけた三井ホームは「超高額のお客様を担当する営業は限られるんですが、雰囲気があります」とコメント。

 同じく「9点」のみずほフィナンシャルグループは「個人営業であるとかプライベートバンカーなんかで、超富裕層や著名人、経営者を相手する職業があるんです。非常にぴったりだなと思ってお聞きしていました」と同様の評価をし、古舘は「木(ハウスメーカー)とお金(銀行)が取り合ってる」と表現する。

 一方、「4点」をつけたワコールは、「すごくいろんなことができる方、というのは伝わってきたんですけど。じゃあ弊社で何をやりたいんだろう? っていうところがなかなか難しいのかなと思いました」とした。

ABEMA TIMES

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