つまらなかった「大河ドラマ」ランキング…3位『光る君へ』、2位『どうする家康』を抑えた1位の作品は?【2010年以降】

2025年2月15日(土)6時0分 女性自身

1月5日から放送開始された2025年の大河ドラマ『べらぼう』。主人公・蔦屋重三郎役の横浜流星(28)や、花魁・花の井役の小芝風花(27)の熱演が話題を呼ぶ一方で、初回の視聴率は歴代最低という厳しいスタートとなった。


そこで本誌は、2010年以降の「大河ドラマ」のなかでつまらなかったと思う作品についてアンケートを行った。


同率の第3位は『光る君へ』(2024年)と『おんな城主 直虎』(2017年)。


『光る君へ』は、平安時代に名作『源氏物語』を生み出した紫式部を主人公に描く物語。吉高由里子(36)がまひろ(紫式部)を熱演し、柄本佑(38)演じる藤原道長との恋模模様が描かれた。さらに、ききょう(清少納言)を演じたファーストサマーウイカ(34)や藤原実資を演じたロバート・秋山竜次(46)の好演も注目を集めた作品だ。


《第1話で興味がなくなってしまった》(60代男性/無職)、《自分の好みには合わなかった》(50代男性/無職)と、戦がない平安時代を描いた大河ドラマは物足りなかったというコメントや、《内容が理解しづらかった》(40代女性/パート・アルバイト)と、平安貴族の言葉遣いや風習を少し負担に感じた視聴者もいたようだ。


『おんな城主 直虎』は、戦国時代に男の名前で家督を継いだ井伊家のおんな城主・井伊直虎を柴咲コウ(43)が演じた。幼い世継ぎを守りながら、激動の戦国時代を生きた女性の生涯をめぐる作品だ。三浦春馬さん(享年・30)が演じた直虎の許嫁・井伊直親と高橋一生(44)が演じた小野政次を取り巻く友情や恋愛模様も描かれた。


《感情移入しにくかった》(60代男性/会社員)、《演出に違和感を覚えた》(50代女性/自由業)と、物語の面白さがあまり伝わらなかったという声や、《大河ドラマというより朝のテレビ小説のようだった》(60代男性/無職)と、大河らしくないと感じた視聴者も。


第2位は『どうする家康』(2023年)。


松本潤(41)が主人公・徳川家康を演じ、今川家の人質から始まり、三河武士と共に織田信長や武田信玄という武将が割拠する戦国時代に飛び込んでいく様子が描かれた。織田信長を岡田准一(44)、豊臣秀吉をムロツヨシ(49)が演じ話題になった。ほかにも秀吉の側室・茶々役で北川景子(38)、家康の正室・瀬名役で有村架純(31)も出演した。


《CGの描写に違和感があり、時代背景に合わなかった》(50代男性/会社員)と、大河ドラマ作品で初めて使われた撮影技術に違和感があったと感じた視聴者や、《フィクションと理解していても、史実との乖離が大きく共感できなかった》(50代女性/会社員)と、歴史好きなファンの期待には応えられていなかったようだ。


そして第1位は『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)。


中村勘九郎(43)演じる、日本人で初めてオリンピックに出場した金栗四三と、阿部サダヲ(54)演じる1964年の東京オリンピック招致に尽力した田畑政治の2人の主人公を描いた作品。落語家・五代目古今亭志ん生が語る落語にのせて進行する形式で、途中に志ん生サイドの物語も挿入された。志ん生をビートたけし(78)が演じ、ほかにも役所広司(69)や綾瀬はるか(39)、神木隆之介(31)など名俳優たちが脇を固めたが——。


《ドタバタしていて、ストーリーが良く分からなかった》(50代女性/パート・アルバイト)と、2人の主人公かつ物語の中で語られる物語が描かれるという入れ子構造についていけなかったという声や、《ハマらなかった》(50代男性/自営業)、《テーマに魅力を感じなかった》(50代女性/パート・アルバイト)と、大河ドラマではあまり見られない主題に興味をそそられなかった視聴者も少なくないようだ。


壮大なストーリーと俳優たちの名演に期待が寄せられる大河ドラマ。これまでの名作を凌駕するような作品に期待したい!

女性自身

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