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【アニメレビュー】アクア“駄々っ子”シーンの作画&雨宮天の演技に悶絶! アクションはまるで『進撃の巨人』クオリティーな『このすば』6話

おたぽる2月17日(金)18時0分
画像:TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』公式サイトより
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TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』公式サイトより

 2月も半ばを過ぎて暖かい日も増えてきたけど、この時期に1度入ってしまう2度と出たくなくなる、入ったまま寝落ちしてしまうほどの“魔力”を秘めているアイテムコタツ。

 TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』(TOKYO MXほか、以下、『このすば』)第6話『この煩わしい外界にさよならを!』では、前話で魔王軍幹部・バニル(声:西田雅一)を討伐、魔王軍のスパイ嫌疑も晴れ、12億4000万エリスという借金は帳消し、さらには高額報酬までゲットしたカズマ(声:福島潤)が、寒さのあまりコタツから出なくなってしまったところから。猫のような生物・ちょむすけ(声:生天目仁美)も居心地いいからかコタツの上で丸くなってて、かわいいし趣もあるしで、ああ、癒される。

 そんな“怠惰ですねぇ”の声も聞こえてきそうなカズマを、爆裂魔法を撃ちたいめぐみん(声:高橋李依)と、春になるとモンスターが活発化するということで外に出たいダクネス(声:茅野愛衣)がコタツから引っ張り出して冒険に連れ出そうとするが、これをカズマがフリーズとドレインタッチで撃退!

 あいかわらず魔法の応用力が高くろくな使い方をしないカズマに清々しいものを感じつつ、ここで指先が異常なほど動く“ぬるぬる作画”が発動! この本編とはまったく関係のないところに気合を入れてくるスタイルに、笑いが止まらない。

 さて、このコタツ、魔王軍の幹部で現在は魔法道具店店主・ウィズ(声:堀江由衣)へバニルの討伐をしたことを報告しに行った際、しぶとく生きてたバニル(爆裂魔法を喰らい残機が1機減ったらしい……)から持ちかけられた、現代の発明をこの世界に転用するという話から生まれたものだそう。

 よく異世界転生モノにある、中世やファンタジーな世界観の舞台へ、いきなり現代の科学技術やアイデアを持ち込み、生産性が飛躍的に向上するという発想だが、これまでの『このすば!』ではなかった展開。シミュレーションゲームで、内政を充実させたときに似た妙な高揚感がある展開を踏襲しているよう。

 そんなこんなで、仕方なく外に出たカズマたち一行。小金持ちになったことからカズマは武具をオーダーメイド、試着してみたるするのだが、そこへあいかわらず何の関係もない荒くれ者(声:稲田徹)が「新たな勇者の誕生に立ち会っているのかな」と、格好いいだけでまったく意味のないセリフが……稲田さんといい、生天目さんといい、ほっちゃんといい、とくに何かあるわけでもなさそうな回なのに、これでもかというくらい豪華な声優投入! 別にスタッフでもないけどテンションも上がるというものだ。

 結局、オーダーメイドした日本刀らしき武器にめぐみんから“ちゅんちゅん丸”という紅魔族の住人のようなありがたくない名前をいただききつつ、リザードランナーなる大量の巨大エリマキトカゲみたいなやつらの討伐クエストを受けて、3人はフィールドへ。

 このクエスト中の作画は凄まじく、アクア様(声:雨宮天)が駄々をこねるだけのシーンがやたらと動くし天ちゃんも自由奔放な演技! あまりの楽しさに何度も巻き戻し再生をしてしまった(今回も結局“はいている”のかどうかわからなかった……)が、続けてカズマが弓矢で敵を“そぉげき!”(正確には「狙撃」だが発音ママ)するシーンも、まるで劇場版になったのではないかというほどのクオリティー! ちょっとかっこいい! なんでこんなことになったんだ! と、エンドクレジットを眺めてみると今回の総作画監督が『進撃の巨人』のアクション作画監督なども務めた江原康之氏。うーん、納得!

 リザードランナーは討伐したものの、樹から落ちて首の骨を折ったカズマはあっさり死亡。お馴染みの女神・エリス様(声:諏訪彩花)の元へと召される一連の流れに。アクア様の蘇生術で生き返るように促されたカズマだが、1期の冬将軍回のときのようにやる気をなくし別の人生への転生を決意。それでも優しい言葉をかけてくれるエリス様に「まさにメインヒロイン!」と、胸キュンしだし、珍しくラブコメ展開に。。

 そのいい雰囲気をぶち壊すようにアクア様はエリス様が胸の底上げをしているというパットを「そのパットの中には本当は……」と、気になる発言もあったが、めぐみんが暴走してカズマの体にいたずらしているということで急ぎ復活。

 いざカズマが復活してみるとめぐみんは本気で泣いている表情だったり、ダクネスは顔を赤らめていたり、アクア様は呆れていたりと本当に一体何があったんだ!? ……フタを開ければ、それはカズマの下半身に“聖剣エクスカリバー”という落書きしていたというオチ。そんな下半身を露出させたカズマをアクア様は鼻で笑いとばす——自分がカズマの立場だったらしばらく立ち直れないかもと、ちょっと同情ししてしまうエンディングだった。
 (文/ティエリア88)

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