宇津井健さんの遺骨めぐる息子と後妻の対立解決 遺産はまだ

2月17日(水)16時0分 NEWSポストセブン

宇津井健さんの遺骨問題に新たな動きが…

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 1月中旬、神奈川県川崎市の緑豊かな丘陵に広がる高級公園墓地で、俳優・宇津井健さん(享年82)の納骨が行われていた。この墓には宇津井さんの両親や前妻が眠っている。宇津井さんが慢性呼吸不全で逝去してから間もなく2年。納骨を巡って、後妻と息子の間で対立があり、その結果ここまで時間が経ってしまったのだ──。


 話は宇津井さんが亡くなった日にさかのぼる。その日、宇津井さんは名古屋の名門クラブ『なつめ』のママである文恵さん(82才)と入籍した。わずか5時間足らずの結婚生活だった。


 40年前に知り合っていた宇津井さんと文恵さんは、宇津井さんの前妻・友里恵さん(享年74)が2006年に逝去した後に名古屋で再会した。最愛の妻を失った喪失感を癒された宇津井さんは文恵さんへの思いを募らせ、1年後に“内縁の妻”としてハワイで結婚式を挙げた。


 宇津井さんは東京の自宅と名古屋を行き来する日々を送っていたが、2013年秋に患っていた肺気腫が悪化。亡くなる2週間前、「正式に籍を入れてほしい」と文恵さんにプロポーズしていたという。


 当初は「美談」として語られた宇津井さんと文恵さんの恋愛物語。ところが、宇津井さんが亡くなった2か月後に開かれた「お別れ会」で事態は一変した。


「『お別れ会』の案内状に文恵さんの名前が入っていませんでした。会を主催したのは宇津井さんの長男。それに文恵さんが怒り、両者の溝が深まってしまった」(宇津井さんの知人)


 2014年12月5日、名古屋で行われた宇津井さんの墓開きで、後妻と長男の対立は決定的になった。


「長男は自分の母親や宇津井さんの両親が代々眠るお墓に宇津井さんの遺骨を入れたいと望みましたが、文恵さんは“それはできない”と分骨を認めなかった。そんな中、長男に一切知らせないまま、名古屋市内の由緒ある寺院で納骨式を行ったのです」(前出・知人)


 当時、文恵さんは本誌・女性セブンの取材にこう答えていた。


「本人の“私と一緒に”という遺言がありますので、名古屋でお墓を建てることになっています」


──前妻が眠るお墓には?

「分骨はしません。息子さんも“何もいらない”と言ってくれたので、ありえません」


 そして今回、三回忌を前にして急転直下で分骨された宇津井さんの遺骨。どのような事情があったのか。本誌は名古屋の文恵さんを訪ねたが「プライベートなことなのでお話しできない」(秘書)とのことだった。


 一方の長男は本誌の直撃に穏やかな表情で応じた。


──宇津井さんの遺骨を1月に分骨された。

「はい。そうです。あちらに、私たちの主張をご納得いただいたんだとは思います」


──裁判で調停を?

「そうですね…詳細はお話しできません」


──遺産相続も解決した?

「いや遺産と遺骨の話はまた別なんです。遺産についてはまだ話し合いの最中です」


 言葉こそ少ないものの、その表情からは、三回忌を前に父親の遺骨を取り戻した安堵がうかがえた。残る遺産相続について、相続問題に詳しい弁護士の武内優宏氏が解説する。


「たとえ死の5時間前の入籍でも文恵さんはれっきとした法定相続人であり、自宅の資産を相続できる権利があります。現在、居住する長男に現金がないなら、住宅を売るか住宅を担保にお金を借りて、彼女に代償金を払うことになるでしょう」


 骨肉の争いはまだ終わらない。


※女性セブン2016年3月3日号

NEWSポストセブン

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