松本穂香×伊藤健太郎が“声優”として共演、湯浅政明の新作『きみと、波にのれたら』第2弾キャスト発表
2019年2月18日(月)6時0分 映画ランドNEWS
湯浅政明監督の新作オリジナルアニメーション映画『きみと、波にのれたら』が6月21日(金)より公開される。この度、W主演の片寄涼太×川栄李奈に続き、松本穂香、伊藤健太郎の2人が声優を務めることが発表された。
仏・アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門・クリスタル賞(グランプリ)受賞作品『夜明け告げるルーのうた』(17年)、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞受賞作品『夜は短し歩けよ乙女』(17年)、Netflixで全世界配信中の「DEVILMAN crybaby」など数々の話題作を世に送り出し、疾走感と躍動感に溢れる自由闊達な映像表現で、日本のみならず世界を魅了してきた鬼才・湯浅政明。
本作は、海辺の街を舞台に描かれる感動の青春ラブストーリー。消防士の青年・港と、大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子がある火事騒動をきっかけに出会い恋に落ちるところから物語が展開される。雛罌粟港役にGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太、向水ひな子役を川栄李奈が演じる。
松本穂香が演じるのは、港の妹でぶっきらぼうな性格の高校生・雛罌粟洋子。ブレイクの登竜門として位置付けられている、NHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」、TBS系列の日曜劇場「この世界の片隅に」では、オーディションで約3,000人の中からヒロインに大抜擢されるなど注目を浴びている若手女優。auのCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズでコミカルな演技も披露し、幅広い演技力で話題に。昨年だけでも3本の映画に出演し今年も続々と話題作への出演が決定している今最も注目を集める若手女優である松本は、今回が声優初挑戦。以前より声優へも挑戦してみたいと語っており、念願の声優デビューが鬼才・湯浅政明監督の作品で果たされる形となった。
伊藤健太郎さんが演じるのは 港の後輩で新人消防士の川村山葵。映画、ドラマに引っ張りだこ、ドラマ「今日から俺は!!」での伊藤真司役の熱演が大きな話題を呼び、日本アカデミー賞 2019年(第42回)新人俳優賞を受賞。伊藤は、アニメーション映画への声の出演としては2作目の挑戦となる。人懐っこい性格で、消防士としてはまだ半人前の、港を慕っている後輩という役どころに挑む。
松本と伊藤は、JR東日本グループが1991年より展開する歴史ある大型キャンペーン「JR SKISKI」でも共演。スターの登竜門ともいえる「JR SKISKI」に、22年ぶりに男女Wキャストで起用されたことでも話題を呼んでいる2人が、本作ではどんなコンビネーションを見せてくれるのか期待が高まる。
松本穂香 コメント
アニメの声優に挑戦してみたいとずっと思っていたので純粋にすごくうれしかったです。監督もおっしゃっていたのですが、この物語は自信のない人たちの話で、それぞれが何かを感じて、気付いて、前に進んで行くお話だと思います。起こってしまう事はすごく悲しいことなんですが、そこで立ち止まらずに、皆が前を向いて、すごくポジティブで観ている人をきっと元気付けられる素敵な映画になっていると思うのでたくさんの人に観ていただきたいです。
伊藤健太郎 コメント
湯浅政明監督の「カイバ」という作品が大好きで、独特の世界観や、ストーリーにはまっていたので、ご一緒出来ると聞いた時は純粋にうれしかったです!すごく切ないお話だと思いますが、観ている人達がどこか勇気付けられたり一緒にいる人を大切にしようと思えたり、色々考えさせられることの多い作品でもあると思います。全世代が楽しめる作品ですが、特に山葵のように、すごくもがいて頑張っているのに、仕事がうまくいかないとか、気持ちをうまく伝えられない人はたくさんいると思うので、そういった方々に観て頂けると嬉しいです。
湯浅政明監督コメント
洋子と山葵も主人公達と同じようにテーマを体現している重要な役です。
洋子は感情とは裏腹に一番強がった、ともすればステレオタイプになりがちな役柄ですが、松本さんが演じることでずっと血の通った「らしい」キャラになりました。
山葵の方は素直で可愛らしい役柄ですが、情けない部分も多々あるので嫌われる可能性もありました。しかし伊藤さんが演じる事でとても愛すべき「感じのよい」キャラクターになっています。4人の活躍を早く見て欲しいですね。
映画『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国公開
(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
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