＜冬ドラマ“バッテキ“俳優インタビュー＞『東京サラダボウル』『フォレスト』2作品に出演中の中川大輔、今後の目標を告白「いつか朝ドラや大河など一年を通して役を演じる経験をしたい」

　昨今のドラマ作品は、ゴールデンタイムの王道ドラマはもちろん、深夜枠やWEBドラマ、ショートドラマなど多岐にわたっており、若手キャストの起用も多く、ネクストブレイクの宝庫となっている。オーディション情報サイト『デビュー』では、今期のドラマに出演する注目の若手キャストをクローズアップ。1月クールではNHK ドラマ10『東京サラダボウル』（毎週火曜 よる10：00〜）、ABCテレビ・テレビ朝日系『フォレスト』（毎週日曜 よる10：15〜）と、2作品に出演中の中川大輔に、それぞれの作品の役柄を演じる上で心がけている部分や俳優業の魅力について、さらには今後の目標を語ってもらった。

——『東京サラダボウル』では、東新宿警察署・国際捜査係の巡査部長・杓野玲央役で出演されていますが、演じる上で心がけたこと、こだわった点を教えてください。
「『東京サラダボウル』で演じる杓野という役は、花形である捜査一課を目指しているという向上心が強いところを芯に演じています。現場では主人公たちが所属する国際捜査係のみなさんとの撮影が多かったので、みなさんとのコミュニケーションをとることを心がけていました。その空気感から出る国際捜査係のチーム感を感じてほしいです」

——もう一つの1月期ドラマ『フォレスト』では、まったく異なるキャラクターを演じていますよね。
「『フォレスト』では、槙野という比嘉愛未さん演じる楓さんの同僚役を演じています。花屋さんの役なので、自分なりにこのキャラクターがどんな花が好きなのか考えたりしました」

——作品によって様々な役を演じられている中川さん。改めて、この世界に入ったきっかけは？
「『メンズノンノ』の専属モデルオーディションに自分で応募しました。俳優に興味があったことと、大学の建築学科の先輩にメンズノンノ専属モデルの方がいて、建築とモデルを両立している姿がカッコイイなと思い挑戦してみました。そこから事務所には所属せずフリーで3年ほど専属モデルとして活動して、21歳の時、今の事務所に所属しました」

——芸能界に憧れたきっかけというのは？
「親が映画好きで、幼い頃から一緒に観ていました。中高生の時は帰宅部だったので毎日のように作品を観ていて、印象に残る演技をする俳優さんたちがカッコイイなと思うと同時に、どうやったらこんな演技ができるんだろうと気になったことが俳優に興味を持ったきっかけです」

——俳優という仕事の魅力はどんな点で感じていますか？
「相手役の方と心と心が繋がれたな、本当の感情のやり取りができたなという時、お芝居って楽しいなと思います。たくさんのプロフェッショナルの方が一つの作品を作るために一生懸命になっている現場にいれることが幸せです」

——大変だなと感じることは？
「作品に入ると、毎日同じ時間に起きたり規則正しい生活ができないのは大変だなと思います」

——今後の目標を教えてください。
「いつか朝ドラや大河など一年を通して役を演じる経験をしたいです。たくさんの監督とご一緒していきたいです」

◆担当マネージャー・スタッフからのイチ押しポイント◆
「1月クールの連続ドラマの後に主演舞台も決まっています！ メンズノンノ専属モデルとしても活躍していますので、俳優としてもモデルとしてもぜひ注目してください！」

【プロフィール】
中川大輔（なかがわ・だいすけ）●1998年1月５日生まれ、東京都出身。研音所属
▼現在出演中
・NHK ドラマ10『東京サラダボウル』杓野玲央役（NHK総合ほか 毎週火曜 よる10：00〜）
・ABCテレビ・テレビ朝日系『フォレスト』槙野俊太郎役（毎週日曜 よる10：15〜）
▼そのほか近年の主な出演作
・ドラマ／EX『伝説の頭 翔』、MBS『彼女と彼氏の明るい未来』、TX『パティスリーMON』
・映画／『大きな玉ねぎの下で』（2月7日公開）
・舞台／『きたやじ オン・ザ・ロード〜いざ、出立!!篇〜』（2025年3月 日本青年館ホールほか）