売れっ子キャスター新井恵理那 支持層は意外にも女性?

2月18日(日)7時0分 NEWSポストセブン

超売れっ子キャスターの新井恵理那(公式ブログより)

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 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、売れっ子キャスター・新井恵理那の人気の秘密について。


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 平昌オリンピックが開幕してから、テレビ朝日では月〜金の7時20分〜30分の10分枠で、ハイライト映像を『情報まとめ 平昌オリンピック』として全国ネットしている。


 つまり、普段なら自局制作の人気番組をオンエアしている名古屋テレビ(『ドデスカ!』)も、朝日放送(『おはよう朝日です』)も、九州朝日放送(『アサデス。KBC』)も「確定」と呼ばれる時刻になったら一斉にテレビ朝日と同じ映像に切り替わるのだ。


 そのコーナーに毎回登場しているのが新井恵理那。テレビ朝日のスポーツ担当の男子アナと曜日コメンテーターは日替わりなのに、新井だけは唯一、通しで出ているのである。


 同枠は、関東地区で横並びトップの視聴率を獲る日もある『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)内。女性出演者には「4姉妹」と呼ばれ、“早朝番組の顔”松尾由美子アナ、戻って来た島本真衣アナ、そして新井恵理那と、田中萌アナの卒業後に加入したニューフェイスの福田成美がいる。


 新井は現在、同番組で主にスポーツとエンタメを担当しているので、『情報まとめ 平昌オリンピック』枠への出演は自然の流れと言えば流れなのだが、系列局のスタッフの中には「馴染みがない」「誰?」というリアクションも少なくなかったらしい。


 新井恵理那は『2017年 番組出演本数ランキング』(ニホンモニター調べ)が発表されたときにも、各所で、そんなふうに言われたものだ。ハリセンボンの近藤春奈、オアシズの大久保佳代子、ホラン千秋に次いで第4位に名前を連ねた新井。


 近藤が『スッキリ』(日本テレビ系)、ホランが『Nスタ』(TBS系)と帯番組に出演しているように、新井も『グッド!モーニング』に出演していることから同ランキングで強さを発揮したのだ。が、比較的、年配層に強い早朝番組だからだろうか。一部の女子アナマニア以外の視聴者に「4位 新井恵理那」はピンと来なかったようなのである。



 だが、土曜日はビートたけし&安住紳一郎アナによる軽妙なやりとりが人気の『新・情報7days』(TBS系)で、お天気キャスターを担当。日曜夕方には『所さん お届けモノです』(MBS・TBS系)、月曜は『世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜』(テレビ東京系)と、一週間、毎日レギュラーをもっている超売れっ子キャスターが新井恵理那。時間帯、曜日によって、キャラクターを微調整させる器用さももっている。


 また、得意の弓道の腕前を活かし、『炎の体育会TV』(TBS系)にもイレギュラー出演。弓道着に着替え、凜とした表情で的を鮮やかに射る姿には数字がある。


 加えて今期は、木村拓哉主演の『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)にレギュラー出演。木村演じる島崎の息子・瞬(田中奏生)が毎朝欠かさず見ているニュース番組のアナウンサー、太田詩織役で出演している。ちなみに瞬は詩織ちゃんの大ファンという設定だ。


 これも大抜擢と言っていい。テレ朝で言えば、同ドラマの完成披露試写会でMCを務めた『羽鳥慎一モーニングショー』の宇賀なつみアナだったり、木村の先輩、東山紀之がメインキャスターを務める『サンデーLIVE!!』などで売り出し中の山本雪乃アナあたりでも話題性は高かったのではないか。でも、新井恵理那に白羽の矢が立ったのである。


 新井といえば、先日、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演した際、青山学院大学在学中にミス青学のグランプリに選出され、セント・フォースにスカウトされたという経歴が説明された。


 同年、他大学のミスコンでファイナリストになってアナウンサーとなった女性によれば、「新井さんは、目立ち方も、持てはやされ方も、当時から、ちょっと別格だった」という。


 件の『行列〜』でグランプリ時の画像を見たが、確かに格段に美人。いまよりメイクがケバいようにも見えたが、セント・フォース系列のプロダクションに所属したことで、万人ウケするヘアメイクに修正されたと思われる。


 在京局の女子アナのプロフィールに「ミス〇〇」が多いことは、皆さんもご存じだろう。ふた昔ほど前までは、次のステップが『週刊朝日』の「紀信の表紙」“女子大生シリーズ”だったが、セント・フォースの青田買いが盛んになってからは、局アナの試験を受け始める前にセント・フォースに所属する女性キャスターが多く、なかでも新井恵理那はトップランク。


 セント・フォースのキャスターが多数出演していることから“ライバル”が多い日本テレビやフジテレビではなく、テレビ朝日の帯番組でレギュラーをもったことも功を奏したのか。さらには、米国生まれ、神奈川育ち、ミス青学、セント・フォース…と、常にど真ん中を歩んできたせいなのか、新井は「私が、私が」と、しゃしゃり出るタイプでは全くないのである。



 ミスコンにおいても、熾烈な争いや足の引っ張り合いがあることは、新井の事務所の後輩で、グラビアもやる伊東紗治子(さやこ)が『躍る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で明かしてくれた。近畿大学でミスになった伊東に対し、「ミスコンなんて」と陰口を叩いていた女性が、わざわざ一年卒業を遅らせてまで翌年のミスコンに出場した…という怖〜いエピソード(苦笑)。


 一方、新井恵理那は、『〜御殿!!』に初出演した際、自身のルックスについて、「上には上がいる」と言い、「美人」として括られることに本気で疑問をもっているようだった。


 もっとも、共演していた女芸人らからはブーイングが起こったし、昨秋も「さんまさんのせいで好きな人ができない」「理想が高まった」「面白い人じゃないとダメ」と話し「ビジネストーク」とネットも騒がせた。


 同番組のスタッフの一人としては、VS女芸人で鮮やかな活躍をみせていた伊藤綾子のような役割と展開を期待していていたのが、地方局の女子アナから全国ネットにのし上がってきた伊藤と、最初から在京局で活動していた新井とでは、キャラクターも野心も全く異なっていたのである。


 しかし、彼女と仕事をしたことがないため、これまでのことを知らない人たちの中には、“女”を使ってのし上がってきた…と色眼鏡で見るフシがなきにしもあらずだ。実は意外にも男性業界人からも、そういう声が聴かれたものである。


 そんな中、「いや、全然違う」と言うのは女性の業界人や、彼女と共演したことのある女性たち。


 先日は、某女性アスリートからも、運動歴を理由にロケにやってきた新井が「どうかと思うぐらい空振りばっかりで、『ホントに、やってた?』ってカンジだったんですが、真剣さがすごく伝わってきて好感がもてた」と聞いた。同じ場所で、その話を聞いていた複数の女性業界人も「チャラチャラしたり、かわいこぶったりするようなところは一切ない」「常に立場をわきまえている」「体育会系」と彼女の仕事ぶりや人柄を評価していた。


 今年、さらに出演番組本数を増やしそうな新井恵理那人気を支えているのは、実は業界の女性たちなのかも。30代に突入する彼女が、新たにどんな仕事にチャレンジしていくのか、楽しみに見守りたい。

NEWSポストセブン

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