嵐の転機、松本の『花より男子』出演や二宮のハリウッド映画

2月18日(月)7時0分 NEWSポストセブン

花男やニノのハリウッド進出が嵐の転機に

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 2020年の12月31日で活動休止することを発表した嵐。1月27日には5人揃って記者会見を開き、活動休止という決断に至った経緯を、自分たちの言葉で説明した。


 そんな嵐はデビュー時の記者会見も衝撃的だった。1999年9月15日、ハワイ・ホノルル。大野智(38才・当時18才)、櫻井(37才・当時17才)、相葉雅紀(36才・当時16才)、二宮和也(35才・当時16才)、松本潤(35才・当時16才)の5人は、クルーザーに乗り込み、豪華なデビュー会見を行う。平均年齢16.6才という若さだった。


 その後、順調に人気を高めていった嵐だったが、その目の前に颯爽と現れたのが、事務所の後輩であるKAT-TUNだった。嵐の2年後に結成し、2006年にデビューしたKAT-TUNは、社会現象とも呼べるほどの人気を誇り、世間の注目を一身に集めた。ジャニーズ取材担当者が振り返る。


「この頃は、KAT-TUNの悪っぽくてピリピリした感じが新しくて、強烈なインパクトでした。どの雑誌もKAT-TUNを掲載することに必死で、彼らがレギュラー出演していた歌番組『歌笑HOTヒット10』(日本テレビ系、2005年)のスタジオに取材陣が毎週殺到していました」


 この番組の司会を務めていたのが松本だった。デビューして6年、まだまだ大ブレークしたとは言い難い嵐と後輩グループの勢いを、誰よりも目の当たりにしていた。


 当時のアイドル誌(『ポポロ』2006年1月号)の取材で、松本はこんな揺れる心境を明かしている。


《ときどきすごくネガティブな思考になることがあるんだよ。周りにあるもの全部をネガティブに考えるというか、被害妄想的な考えに陥ることがあるの。そういう波がホントにたまにやってくるんだけど、2005年はその波がかなり大きくのしかかってきたことがあったんだよね》


 前向きに進み続けてきた松本が、初めて「弱さ」を見せたのがこの時期だった。


◆「このグループはなんだ?」と気になるように


 だが、その松本自身が嵐に大きな転機をもたらすこととなる。『歌笑HOTヒット10』と同時期に放送が始まったドラマ『花より男子』(TBS系、2005年)で、松本は、主役の1人である道明寺司役を演じた。このドラマが平均視聴率19.8%の大ヒットを記録したのだ。


「同枠では当初、別のドラマを予定していたのですが、急きょ差し替えで『花男』が制作されました。花沢類を演じた小栗旬さん(36才)などの共演者も注目され、出演者たちが軒並みブレークを果たしました」(ドラマ関係者)


 今年1月24日に放送された『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で櫻井はこう発言している。


《嵐の転機は明確にありました。松潤が『花より男子』に出た時です》


 さらに追い風が吹く。もともと俳優業が多く、映画『青の炎』(2003年公開)でタッグを組んだ蜷川幸雄監督(享年80、2016年逝去)から「世界で通用する」と称賛されていた二宮が、2006年、クリント・イーストウッド監督(88才)による米映画『硫黄島からの手紙』で、ジャニーズタレント初のハリウッドデビューを飾ったのだ。


 同映画は第64回ゴールデン・グローブ賞で最優秀外国語映画賞を獲得し、その吉報は大々的に報道された。役者・二宮のすごさを、映画関係者はこう語る。


「二宮さんの撮影現場へ行った時、シリアスなシーンの撮影前にもかかわらず取材陣の前にフラ〜ッと顔を出したかと思うと、おもむろにトランプのマジックを始めた。“ふふ〜ん”と得意げな顔をして(笑い)。現場スタッフに呼ばれると、トランプをそのまま衣装のポケットに入れて撮影へ戻り、スタートがかかったら、もう全くの別人。“この人は天才だ”と、驚かされました」


 二宮に続いて、櫻井もジャニーズ初の快挙を成し遂げる。2006年に報道番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)の月曜キャスターに就任したのだ。アイドル評論家の中森明夫さんは「衝撃でした」と語る。


「『花男』で松本さんのことを“いい役者だな”と思っていたら、二宮さんがイーストウッド監督を唸らせたと聞き、“このグループはなんだ?”と気になるようになりました。そこへ櫻井さんのキャスター就任が加わり、“ただのアイドルではないぞ”と、またも驚きました」


 間もなくその勢いは、メンバー個人だけでなく、グループの人気も押し上げる。『花男2』の主題歌『Love so sweet』が、デビュー曲に次ぐ大ヒットとなったのだ。


「実は売り上げだけ見ると、嵐の楽曲は初期の頃からずっといい。ただ、コンスタントに売れてしまい、反対に爆発的ヒットが生まれにくくなってしまったという状況でした。だからこそ『Love so sweet』のヒットは大きかった」(音楽関係者)


※女性セブン2019年2月28日号

NEWSポストセブン

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