読売テレビ清水アナ 乳がん死の妻「どうしても子供産みたい」

2月19日(木)16時0分 NEWSポストセブン

長男を残し亡くなった清水アナの愛妻

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「ちょうど1週間前、妻は、“まだまだ私はいい妻でいたい。まだまだ私はいいママでいたい”と、そう話していました。でも、“胸を張って、立派に、いい妻だった、いいママになった”と言ってあげたいなと思っております」


 2月14日、11日に乳がんのためこの世を去った読売テレビの清水健アナウンサー(38才)の妻・奈緒さん(享年29)の葬儀が、大阪市内の斎場でしめやかに営まれた。


 昨年10月に生まれたばかりの長男を抱いた清水アナは、瞳を涙で潤ませ、時折言葉を詰まらせながらそう話した。


 読売テレビの『かんさい情報ネットten.』でメインキャスターを務める清水アナ。同番組でスタイリストをしていた奈緒さんと結婚したのは2013年6月のこと。そして、昨年春には、奈緒さんのお腹に新しい命が宿るが、幸せな日はあまりに短かかった。時同じくして、ふたりを絶望の淵に追いやる事実が発覚する。


「5月のはじめに、奈緒ちゃんに乳がんが見つかったんです。しかも、かなり進行していて、転移もあって…。“すぐに治療をしなければ、最悪の事態も”という話でした」(ふたりの知人)


「がんの治療をせずに子供を産むか、子供を諦めて母体をとるか」──奈緒さんと清水アナは医師から究極の選択を迫られた。


「奈緒さんは“どうしても子供を産みたい”と強く願い出ました。治療に専念しても、結局がんが治らず、奈緒さんもこの世を去ってしまう可能性も充分考えられたわけですから。もしかしたら、奈緒さんはどこかで自分の命が長くないことをわかっていて、余命を捨ててでもわが子を生かしたいと考えていたんじゃないでしょうか」(テレビ局関係者)


 なんとか母子ともに助かる道はないかと、清水アナと奈緒さんはいくつもの病院を回った。しかしほとんどの医師は、治療を優先するよう勧めた。


「でも、ふたりに子供を諦めるという選択肢はなかった。そんな時に、がん治療をしながら子供を産む、という方法をとれる病院にたどり着いたそうです」(前出・テレビ局関係者)


 大阪にあるその病院は、子宮がんや乳がんなど女性特有の病気の検診を積極的に行っているとともに、女性医師だけの外来の時間を設けるといった取り組みもしている。そこで奈緒さんと子供の“ふたつの命”を救うための挑戦が始まった。


 がんの進行は抑えられているのか。お腹の子供は元気か。そんな悩ましい日々の果てに、昨年10月、奈緒さんは無事長男を出産した。


 その後、奈緒さんは治療に専念するも、再び容体が悪化。2月11日、天国に旅立ってしまった。


※女性セブン2015年3月5日号

NEWSポストセブン

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