中川大志×石井杏奈W主演で衝撃の愛の物語『砕け散るところを見せてあげる』

2020年2月20日(木)5時0分 シネマカフェ

『砕け散るところを見せてあげる』(C)2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会

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竹宮ゆゆこの小説「砕け散るところを見せてあげる」が中川大志×石井杏奈W主演で映画化決定。ティザーカットも到着した。

人よりも正義感が強い、大学受験を控えた普通の高校3年生の濱田清澄は、学年一の嫌われ者・高校1年生の蔵本玻璃がいじめを受けている現場を目撃し、その正義感の強さから彼女を助ける。それがきっかけで、いじめ問題から玻璃を救おうと試み、次第に玻璃との心の距離も縮まっていくが…。

主要都市の大型書店で文庫売り上げランキング第1位が続出し、発売時の注目度の高さが伺える竹宮氏の「砕け散るところを見せてあげる」。アニメ「とらドラ!」「ゴールデンタイム」で知られる竹宮氏にとっての初の実写映像化だ。


主演を務めるのは連続テレビ小説「なつぞら」への出演が話題となった中川さんと、『ガールズ・ステップ』『ソロモンの偽証』などに出演する石井さん。正義感が強い高校生・濱田清澄を中川さん、学年一の嫌われ者・蔵本玻璃を石井さんが演じる。

2人は『四月は君の嘘』にて渡と椿役で共演して以来、およそ4年ぶりの共演。3回目の共演で“砕け散る”ほど体当たりな鬼気迫る演技で新境地を見せる。

今回の再共演について中川さんは「中学2年生で初めて共演して以来、3回目の共演で、同い年の石井さんとは、安心感がありました。玻璃という難役に果敢に挑んでいる姿が頼もしかったです」と石井さんの印象を明かし、「いつも全てに真っ直ぐで、体当たりで、毎日刺激を頂いていました。現場の中川さんも映像の中の中川さんもとても素敵でした」と石井さんも中川さんについて語った。


また本作ではかなり挑戦的な鬼気迫るシーンも登場するが、「限界の先のゾーンに自分のギアを持っていき、かなりの量のアドレナリンを分泌しながら演じました。自分でも見た事のない顔が作品の中に残ったと思います」(中川さん)、「かなり命がけでした! 後先考えず、今だけを見て、全力で必死にぶつかりました。なので、毎日大きな達成感と大きな疲れにあふれて、幸せでした」(石井さん)とふり返っている。


そしてこの作品を一言で例えるなら「ヒーローとは」と表す中川さん。「この物語は、ヒーローの話ではなく、ヒーローになろうとした1人の少年の話です。僕も子供の頃ヒーローになりたかった。自分を犠牲にしてでも守りたい誰かの存在が、どんな人の事もヒーローにするのかもしれない。魂を込めて演じました。期待していてください」とメッセージを寄せている。

なお、監督は『うさぎドロップ』『蟹工船』などを手掛け、海外の映画祭で高く評価される鬼才SABU。常識を覆す全く新しい衝撃の愛の物語を描き出す。

『砕け散るところを見せてあげる』は5月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。

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