GACKTが持つ男への概念…“GACKTファミリー”への登竜門がヤバい

2月20日(木)18時50分 messy

「UNTILTHELASTDAY」エイベックス・エンタテインメント

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 2月15日に放送された『王様のブランチ』(TBS系)では、先日発売されたばかりのニューシングル「P.S.ILOVEU」(G&LOVERS)の宣伝を兼ねて、GACKTがVTRでゲスト出演していた。若手お笑い芸人のパンサー(向井慧・尾形貴弘菅良太郎)が“DJパンサー”と称して、注目アーティストの貴重な素顔に迫りながら、最新音楽情報を紹介する「サンキュー・ミュージック」というコーナーに登場。このコーナーでは、毎回ゲストに訪れるアーティストが案内人となり、行きつけのお店や思い出の地など、そのアーティストにまつわる場所をパンサーと一緒に巡るロケを行っている。

 真っ暗闇な夜の世界がお似合いのGACKTが、太陽がサンサンと照っている真っ昼間から『ブランチ』の外ロケに出かけている映像は、なんだか絵面的に違和感があった。ドラキュラじゃないけれど、太陽光を浴びることによって彼の体のどこかしらが溶けてしまわないかと、余計な心配をしてしまっていた。まぁ、もちろんどこも溶けないんだけども。

 しかし、日の光に対してはやはり弱いのか、目をしっかり覆うサングラスで光を遮断し、全身真っ黒な衣装で現れたGACKT。パンサーは、彼から醸し出される異様な威圧感を感じながら、恐る恐る「どうなんでしょ? GACKTさんの外のロケみたいのは、あんまり見たことがないと言うか……」と話を振ると、GACKTはそれに被せるように「やらないね」と低音ボイスで即答した。

 パンサーはその回答にややひるみながらも、このコーナーを担当している自分たちのことを、GACKTが知ってくれているかを聞いてみたところ、「えーーー……、知らない」と、撃沈させられてしまった。それでも何か少しでも思い出してもらおうと、尾形が必死に持ちギャグの「サンキュー!!」を大声でアピールするも、自分に向かって思いっきり指差されたのが気に食わなかったのか、冷酷に「指折るよ」と“骨折の刑”を宣告をしてしまうGACKTなのであった。彼なりのブラックジョークだろうけど、その威圧感溢れる雰囲気で言われるとガチっぽくて怖いっす……。

「楽器はいらない、頭の中で作るから」

 今回、GACKTが最初のロケ地に選んだのは、かつてバンド時代に住んでいたという池袋であった。20年前に東京に出て来て初めて住んだ街が池袋ということで、GACKTにとっては「池袋が基準だった」とのこと。そんな思い出のある池袋で、まずは、西池袋公園へ向かった。当時、この近くに住んでいたそうで、曲作りはこの公園でやっていたのだとか。

 GACKTは「楽器はいらない、頭の中で作るから」「頭の中で楽譜になるから」と、自分の頭の中のイメージだけで楽曲を完成させることができるアピールをするのだった。最近、ゴーストライター問題で話題となっている佐村河内守とは違って、GACKTはこの公園に来ては、たったひとりで脳内作曲に励んでいたのである。彼が当時所属していたヴィジュアル系バンド「MALICEMIZER(マリスミゼル)」の楽曲は西池袋公園から生まれたのであった。

肉体美を維持する理由

 次に渋谷へと場所を移し、「シーザージム渋谷」というトレーニングジムへ向かった。かつて、「理想のボディラインを持つ男性有名人」ランキングで第1位になったことがあるという完璧な肉体美を誇るGACKT。そんな彼の強さの秘密にパンサーが迫ることになった。GACKT邸にはトレーニング道場が完備されているので、そこで週に5日ほどトレーニングに励んでいるそうだ。

 トレーニングメニューは、「ウエイトトレーニング・ハードストレッチ・回転系(!?)アクション」というラインナップらしく、その本格的なメニューに驚いた尾形が「歌手ですよね!?」と不思議そうに問いかけると、GACKTはここでもイラっとした様子で、

「歌手とかアーティストの前に……、“男”じゃん!」

 とメンチを切った(サングラス越しにそう見えた気がした)。「最低でも、自分のそばにいる女の子や自分の大切にしてる人を守れないのは、“男っていう概念から外れている”と思うわけ」と持論を力説したのだった。なんでだろ? たぶん、かっこいいことを言ってるはずなのに、なんだか自信満々過ぎてちょっと笑えてしまった。

GACKT特製鍋の威力

 最後に訪れたのは麻布十番のフランス料理店。GACKTの元専属シェフの泉さんが経営しているらしい。パンサーはGACKTから発せられた“専属シェフ”という言葉を耳にして、驚きのあまり3人で「専属シェフ〜!?」と口を揃えて聞き返してしまうのだった。確かに“専属シェフ”だなんて、相当セレブな響きである。その元専属シェフである泉さんのお店に入ると、まずはGACKTと彼の出会いについての話題になった。

 もともとGACKTがBARを作ろうと思っていたそうで、その頃集まっていた仲間内の中に泉さんがいたらしい。そこでGACKTが、

「だったらオマエ、シェフやれよ」

 と提案したはずが、その後、結果的に泉さんを自分の専属シェフにスカウトすることになったのだとか。「だったら」が何にかかっているのか視聴者的には疑問であったが、「シェフやれよ」の一言で、すんなり引き受けちゃった泉さん。BARのシェフになるはずが、いつの間にかGACKTの体調管理を預かる専属シェフになっていたのである。人生って不思議なものだなぁ。

 そんなGACKTのお気に入り料理は“お鍋”だそうだ。「辛い物がすごく好きで、肌にも良くて、代謝も良くなる」ということを突き詰めて行ったら出来上がったという「GACKT特製火鍋」をこのフランス料理店でお披露目した。それは地鶏の野菜を煮込んで作ったスープに、特製の合わせ味噌を加えたゴマ味噌鍋であった。洋風な内装の店内で、真っ白なテーブルクロスが敷かれたテーブルの上に用意されたミスマッチな火鍋。

 早速パンサーが味見をしようとしたところ、GACKTから“待った”が入った。「これでもねぇ、ちょっとねぇ……、ネギが入ってないから」と、GACKT的には納得いかない様子で物言いをしていた。どうやら、最後にGACKT特製のトッピングがあるらしい。そこへ、泉さんが「赤いネギをお持ちしました!」と、お皿にてんこ盛りの刻み唐辛子を持って現れたのだった。

 GACKTが言うネギとは唐辛子のことだったのである! お鍋の直径よりもワンサイズ大きめのお皿に盛られた、大量の刻み唐辛子を目撃してしまい動揺し始めるパンサーの面々。するとGACKTはそのお皿を手に取り、罰ゲームの如く一気にそのほとんどを火鍋の中に投入したのであった! もう、地獄絵図である。火鍋全面に、唐辛子の海原が広がってしまった。これが「GACKT特製火鍋(完成形)」なのだとか。どう見ても逆に体に悪そうなんですけど〜!

 GACKTはそのスープのお味をチェックしようと、「そんな辛くないよ、言うほど」と前置きして自らスープを口に運んだ。すると顔色を変えずに、先ほどの刻み唐辛子のお皿に手を伸ばし、さらに一握りの唐辛子を火鍋に追加して見せた。だから、入れ過ぎだってば〜! パンサーが止めに入ったが、もう遅かった。そして「ちょっと食べてみようよ♪」と、ご機嫌でパンサーに勧めていたGACKTは、

「いやいや、ほんとにね〜、全然ねぇ……、意外とね……、大したことない……うん」

 と、完全にノドに尋常じゃない辛さが襲いかかって来ていたのであった。それを見ていたパンサーの3人から「(ノドに辛さ)キテますよ〜!」「キテる感じしますよ〜!」とツッコまれて、さすがにバレたと思ったのか、笑顔でごまかしちゃうのであった。

 結局、GACKTは「辛いけどぉ〜……、辛いけど、美味しい!」と、辛さは認めつつも、自分の特製火鍋の美味しさを全面的に推していた。そして、「投入した唐辛子の上で蒸した豚肉に、唐辛子をたっぷり巻いて食べる」という、さらに罰ゲームランク度の高いGACKT流の食べ方を勧められて、チャレンジせざるを得なくなったパンサー。一口食べただけで猛烈な辛さを浴びてしまい、ジタバタしながら急いでグラスの水を流し込んでいる彼らに、「水飲むともっと辛くなるぜぇ〜」と、イタズラっぽくアドバイスして満足げなGACKTなのであった。

 そんな激しい辛さで苦しんでいるパンサーに「こういうのを経て、“GACKTファミリー”になるんだよ」「ここ登竜門だからさぁ」と、“GACKTファミリー”への入門方法を優しい眼差しで紹介してくれた。って、辛いのに相当強い人じゃないとダメじゃんか……。あんな唐辛子満載の火鍋をしょっちゅう食べていたら体がどうかしちゃうって〜。GACKTは刺激に強い人間を求めているのだろうか?“GACKTファミリー”には定期的な人間ドックが必要なんじゃないかと、なんだか心配になってしまった次第である。個人的には、あの「GACKT特製火鍋」は唐辛子を入れる前の“未完成形”のほうがビジュアル的にも断然美味しそうに見えたのだが……。せっかく投入するならば赤いネギではなく、できれば白いネギでお願いしたいものである。

■テレ川ビノ子/テレビが大好き過ぎて、頼まれてもいないのに勝手にテレビを全般的に応援しています。おもしろテレビ万歳!

messy

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