<冬ドラマ“バッテキ“俳優インタビュー>BL原作ドラマ『ふったらどしゃぶり』W主演の伊藤あさひ、複雑な役柄への思いを吐露「台詞の裏側に隠された意味を深く考えて演じました」

2025年2月20日(木)12時45分 オリコン

伊藤あさひ

 昨今のドラマ作品は、ゴールデンタイムの王道ドラマはもちろん、深夜枠やWEBドラマ、ショートドラマなど多岐にわたっており、若手キャストの起用も多く、ネクストブレイクの宝庫となっている。オーディション情報サイト『デビュー』では、今期のドラマに出演する注目の若手キャストをクローズアップ。MBSドラマ特区枠にて放送中で、本日20日に最終回を迎えるドラマ『ふったらどしゃぶり』でW主演を務めている伊藤あさひに、本作への出演が決まった際の想い、演じる役柄についての印象やこだわって演じている部分、さらには俳優業の魅力について語ってもらった。

【『ふったらどしゃぶり』W主演・半井整役/伊藤あさひ インタビュー】

——今回のドラマへの出演が決まった経緯を教えてください。
「ドラマ『ふったらどしゃぶり』については、以前出演した作品を見てくださってオファーをしていただきました。心理描写が繊細で美しい作品で、出演できたことがとても嬉しかったです」

——演じる役柄はどんなキャラクターですか? また、演じる上でこだわった部分はどんなところでしょう。
「今回の役は、常に心に靄がかかっているような複雑なキャラクターでした。同居人との関係に悩まされながら、狭い世界に生きている。そして、メールの誤送信がきっかけで自分の心のうちを話す相手が見つかり、その先は…という役どころです。一瞬一瞬の表情や、台詞の裏側に隠された意味を深く考えて演じました」

——改めて、デビューのきっかけを教えていただけますか。
「サロンモデル等をしていて、そのデータを見てくれた方から声をかけていただき、研修生期間を経て現在の事務所に所属しました」

——芸能界への憧れはありました?
「特殊な職業に憧れてはいましたが、自分がテレビの中、舞台の上に立つ事は想像もしていない普通の学生でした。デビューしたての頃、自分のお芝居に全然納得がいかなかったのがこの職業にのめり込んでいったきっかけでした」

——俳優という仕事の魅力はどんな点で感じていますか?
「役の上では、自分としても役としてもたくさんの感情を表現しても良いところに魅力を感じています。大人になるにつれてだんだん忘れていく、人間の奥にある素直で純粋な気持ちを、大事にしていいける仕事だと今改めて思います」

——大変だなと感じることは?
「映像の現場は朝が早いことも多いので大変だなと感じる時があります。また、お芝居に関してはトライアンドエラーで、悔しいこともありますが、挑戦する事が大切だと思っています」

——今後の目標を教えてください。
「今後も役者として、心や身体が自由であることを第一に考えていきたいです。そして、関わる方々、応援してくださる皆様に感謝して、素敵な作品に出逢えるよう芸を磨き続けたいと思います」

◆担当マネージャー・スタッフからのイチ押しポイント◆
「今年は1月からドラマ主演を務め、4月からは2作品目となるミュージカルが始まります! 天然な性格と整った顔立ちから繰り出されるギャップが人を虜にします!」

【プロフィール】
伊藤あさひ(いとう・あさひ)●2000年1月19日生まれ、東京都出身。研音所属。
■今後の主な出演作
・MBSドラマ特区『ふったらどしゃぶり』W主演・半井整役(毎週木曜 深夜0:59〜 MBSほか)
・ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』(4月8日〜明治座ほか)
▼その他出演作
・ドラマ/NTV『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』、TBS日曜劇場『下剋上球児』
・映画/『大きな玉ねぎの下で』(2月7日公開)
・ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
など。

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