中居正広、SMAP“再結成”匂わせ発言 木村拓哉と「新しい地図」の反応は?

2月21日(金)20時40分 文春オンライン

 タレントの中居正広(47)が2月21日、東京都内で記者会見を開き、「週刊文春」が報じた通り、ジャニーズ事務所を3月いっぱいで退所して独立することを発表。SMAPの再結成についても聞かれ、「ゼロではない」などと答えた。


「週刊文春」は、これまでもSMAP解散後の中居をはじめとする各メンバーの動向を詳しく報じてきた。2019年4月25日号掲載の記事を再編集のうえ、公開する。


※記事中の年齢や日付、肩書き等は掲載時のものです。


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中居正広


 2016年のSMAP解散劇では「独立」の意思を表明しながら一転、ジャニーズ残留を決めた中居。しかし2019年に入ってから「再結成」を盛んに匂わせている。元リーダーの真意はどこにあるのか。そして4人の元メンバーのSMAPへの思いとは。


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「最近、フジに行ってないなー」


 あるテレビ局からほど近い芸能人御用達の高級雀荘。昨年末、番組スタッフや友人と卓を囲んでいた中居正広(46)は牌をたぐり、独り言のように呟いた。


「最近、フジに行ってないなー」


 2016年末にSMAPが解散するまで、中居の主戦場はフジテレビだった。


「水曜と木曜は湾岸スタジオで『SMAP×SMAP』の収録に臨み、火曜はスタジオアルタで『笑っていいとも!』に生出演。毎年のように『FNS27時間テレビ』に出演するなど、かつての中居さんは完全な“フジっ子”でした」(フジ関係者)


 その中居がいま、民放でレギュラー番組を持っていないのがフジだ。


 どの局よりもSMAPを重用し、元マネジャーの飯島三智氏と蜜月だったフジは、飯島氏のジャニーズ退所と同時に大幅なシフトチェンジを迫られていた。


「ジャニーズとの関係を再構築するため、関ジャニなどの起用が優先されています。編成や制作現場から中居さんと番組をやりたいという声も上がっていません」(別のフジ関係者)


 中居が趣味の麻雀に興じるのは番組収録後などの深夜帯が多い。卓を囲むメンバーは、親しいスタッフやお笑い芸人など気の置けない仲間ばかりだ。


「麻雀や酒の席で中居さんが仕事に関する話を口にすることは滅多にありません。ジャニーズを辞めるのかという際どい話は絶対にしないし、聞ける雰囲気でもないですね。それでも時々、『木村は許せない』、『あの時、木村さえ裏切らなかったらな』とボヤくことがあります」(中居の知人)



 ジャニーズ内部でも担当マネジャー以外にコミュニケーションを取れる相手がおらず、「事務所内で独立状態にある」(芸能記者)という中居。燻り続ける“退所説”が取り沙汰されたのは今年1月のことだった。


「12年から続いた深夜バラエティ『ナカイの窓』(日本テレビ系)と、8年近い『中居正広の身になる図書館』(テレビ朝日系)の打ち切りが明らかになりました。特に『ナカイの窓』は決して視聴率が悪いわけではなく、打ち切りの理由が見当たらない。昨年から中居が一本もCMに出ていないことや、ファンサイトがずっと準備中であることもあり、俄然、退所説が現実味を帯びてきたのです」(同前)



「ナカイの窓」最終回での意味深な発言


 毎年9月、中居とジャニーズ事務所は契約を更新する。基本的に自動更新となるが、もし退所する場合には3カ月前となる6月までにその意思表示をするのが慣例になっている。


 その6月が近づくにつれ、「9月退所説」がエスカレートしている原因は、他でもない中居自身の言動だ。


 3月27日放送の「ナカイの窓」最終回で、中居は意味深な発言を連発した。


「エンディングで、乾杯の音頭を取った中居は『この7年の間に色々なことがありました』と切り出した。他の出演者が固唾をのんで見守るなか、『何やってるのかな、どうしてるのかな』とまるでSMAPのメンバーに語りかけるように『再会を切に思う』人がいると打ち明けたのです」(同前)



 BGMにはSMAP時代のヒット曲「夜空ノムコウ」が使われ、エンディングにはSMAPの隠れた名曲「オレンジ」が流された。


「解散後、SMAPの曲が民放で流れることはほとんどありません。昨年、TBSが過去50年のヒット曲を紹介する際に映像が使えないという理由で『世界に一つだけの花』をリストから外したほどです。今回の演出は制作側ではなく、中居自身が主導したといわれています」(同前)


放送直後、すぐさま反応した木村


 この乾杯スピーチには、ある芸人たちとの「再会」というオチがついたが、中居が「SMAP再結成」を匂わせていたのは誰の目にも明らかだった。放送直後、すぐさま反応したのは他でもない木村拓哉(46)だった。


キムタクは、中国版ツイッター『Weibo』に『YES!!!! I was so sweat』と興奮気味に書き込んだのです。真意は明らかにされていませんが、中居の『たぶん、見てると思うんですよね』という言葉を受けての返答で、『もちろん見てるよ! 焦った』という意味に受け取れる。絶縁状態だった2人のやり取りにファンは騒然となりました」(スポーツ紙記者)



 だが、2020年4月からのドラマ「BG〜身辺警護人〜」(テレ朝系)の続編に出演が内定した木村がジャニーズを出ることは「100パーセントありえない」(木村の知人)という。


 4月5日に放送された「中居正広の金曜日のスマイルたちへSP」(TBS系)では、SMAP時代の映像を流したが、そこには木村と稲垣の姿が映し出されていた。


「中居は、テレビやラジオでSMAPの曲や映像を流す際、ジャニーズ事務所だけでなく飯島氏サイドにも許可を取らず独断でやっています。観測気球を上げて周囲の反応をうかがいながら、徐々に行動をエスカレートさせているのです」(放送記者)



ジャニーズに契約更新を表明


「匂わせ」演出を続ける一方で、2019年春から中居は2つの番組をスタートさせる。


「2番組が終わるのと同時に、いずれの局でも新たに冠番組がスタートすることも決まっていました。テレ朝では4月下旬から土曜昼に『中居正広のニュースな会』、日テレでは5月から深夜帯で『新・日本男児と中居』が始まります」(別のスポーツ紙記者)


「中居正広のニュースな会」は、時事ネタを扱うものの生放送ではなく、基本的に前日収録。フジの「ワイドナショー」を意識した構成にしつつ、中居の得意なスポーツも積極的に扱っていく方針だという。



 テレビ局関係者が明かす。


「『ニュースな会』は、中居さんの『ニュースをやりたい』という発案からはじまった新企画です。日テレの新番組はスタッフがカメラを持って街に出て、面白そうな素人にインタビューするバラエティです。VTRを見て、中居さんやゲストがコメントするのが大まかな流れ。一昨年まで同じ枠でオリエンタルラジオがやっていた『NEWアベレージピープル』の焼き直しで、スタッフも当時のメンバーが呼び戻されました」


 2番組がスタートする水面下で、中居とジャニーズの関係に新たな動きがあったという。事情を知る大手芸能プロ関係者が明かす。


「実は、中居は新番組を始めるにあたり、ジャニーズ側に契約更新の意思表明をしています。ただファンからの反発を恐れ、中居もジャニーズも大っぴらに残留を公言することを控えているのです」


香取「来るって言ったじゃん」


 再結成について盛んに「匂わせ」言動を続ける一方で、ジャニーズ事務所との関係は崩さない。中居がこうした二枚舌となる背景には、3年前の解散・独立騒動の因縁がある。



 当時、木村と4人は独立に対する意見が割れたが、解散後、木村だけでなく中居もジャニーズに残留。稲垣吾郎(45)、香取慎吾(42)、草彅剛(44)の3人は飯島氏と合流し「新しい地図」を立ち上げた。


 そして中居は残留の理由について口を閉ざしたままなのだ。


「解散騒動の当初、中居は事務所の顧問弁護士にもはっきり退所の意思を伝えていました。それなのに中居が残留を決めたことに香取はショックを受け、『なんで残るの? 来るって言ったじゃん』と怒りを露にしたといいます」(3人の知人)


 本来なら事務所に残り、裏切り者となったはずの中居。だが、ジャニーズ残留の意思を明確にした木村がひとり“悪者”になるのを尻目にSMAPファンから再結成のキーマンとして期待を集め、それが中居人気の源泉となっていった。



「中居はテレビでしか生きられない人」


 ただこの期に及んで、「匂わせ」を続ける中居に対し、退所した3人の態度は冷ややかだ。


「4月7日に生放送された『AbemaTV』の特番で、爆笑問題の太田光から『どうなの、またSMAPやるんだろ?』と聞かれた3人は無表情のまま沈黙。


 また今年3月をもって稲垣が司会をつとめる『ゴロウ・デラックス』(TBS系)が打ち切り。これで3人の民放レギュラーは無くなった。3人には中居にこうした覚悟はあるのかという思いがあるはずです」(別の放送記者)



 前出の3人の知人が続ける。


「香取たちにしてみれば、再結成するくらいなら解散していないという気持ちが強い。ジャニーズから“活動休止”を提案されたとき、彼らはいつか再開するという選択を打ち消すために強く拒否し、グループの解散を主張した。その気持ちは今も変っていません。中居の『匂わせ』を内心、よく思っていないはずです」


 飯島氏は、親しい芸能プロ関係者に「中居はテレビでしか生きられない人だから」と漏らしている。


「俳優や音楽活動などをメインにする他の4人と違って、中居には司会しかない。事務所を退所すれば退所組と同様、民放に出られなくなる。それは司会者・中居にとって引退も同然です。一方、司会業は視聴者の好感度によるところが大きい。『今後もジャニーズに残留』と表明すれば裏切り者との批判を受けるため、『いつか退所組3人に合流する』というポーズをとり続けなければならない。中居の二枚舌による一番の犠牲者は、再結成を期待するファンに他なりません」(前出・芸能プロ関係者)


 中居が覚悟を決める日は来るのだろうか。



(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年4月25日号)

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