写真家・関口照生氏が語る竹下景子、辺見えみり、西田ひかるら

2月22日(木)16時0分 NEWSポストセブン

竹下景子 75年/当時22歳

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 カレンダーやポスター、雑誌でのグラビア、写真集の撮影などで幅広く活躍し、近年はTV番組のコメンテーターや政府の諮問委員まで務める写真家・関口照生氏。約半世紀に及ぶ写真家生活の中で出会った女優たちとの撮影秘話を明かす。


 関口氏の作品を語る上で欠かせない被写体は、妻である女優の竹下景子だ。出会いは彼女が20歳の頃。銀行のポスター撮影の現場だった。


「あまりに素人っぽくて、とてもタレントさんだとは思わず、現場を訪れた彼女に“ご用件は?”なんて聞いてしまいました(笑い)。でも撮影すると、まだ出来上がっていない可能性を秘めていると感じましたね」


 それからは毎月のように撮影。3年後には、海外での印象深い写真集の撮影も行なった。


「友人とギリシャの島々を巡る卒業旅行に行くというので、マネージャーの許可を得てロードス島で合流しました。撮影は1日数時間で、あとは彼女の旅行時間。掲載した、光の中でボディラインが浮き上がる1枚はその時のものです」


 同じように秘めた可能性を感じたのは、デビュー前に会った辺見えみりだった。


「彼女が15歳の頃、母親の辺見マリさんのご縁でお会いしました。今よりふっくらしていたのを覚えています。その後、デビューしてから撮影したのですが、初めて会った頃の良さを残したいいタレントさんになっていて、感慨深いものがありました。デビューまでの2年間、徹底してトレーニングや勉強をして努力されたんだと思います」


 デビュー当時が鮮明に思い出されるのはアグネス・ラムと西田ひかる


「1970年代、僕はハワイ州観光局の広告を撮っていたんですが、その時に現地コーディネーターからいい娘がいると紹介されたのがアグネス・ラムさんです。なんでも16歳でミスハワイに選ばれたが、年齢制限(18歳以上)にひっかかり失格になったという。マウイ島の宣伝用キャラクターに起用して撮影し、瞬く間にブレイクしていきましたね。


 西田ひかるさんは新人の頃に撮影しました。若さが弾けていて、とても新鮮な感じがしたのを覚えています。いいタレントになる予感がありましたね」


 企業から依頼された広告や、カレンダーの撮影も多かった。


神田うのさんは色んな発言から、世間には自由奔放なイメージをもたれていたと思います。でも真面目で仕事は熱心にキチッとやる子でしたよ。今では自由奔放にしゃべるタレントさんは珍しくないが、彼女はその走りだったんじゃないかな」


 関口氏は企業の海外向けカレンダーも毎年撮影していた。


「着物と水着のカレンダーだったんだけど、あるときから水着は女性蔑視につながるということで、着物だけになりました。


 印象的だったのは賀来千香子さん。モデルということもあって撮影はスムーズで、腰の位置も高く、彼女が着物を着るとすっきり綺麗に見えました。水着ではかとうれいこさんかな。豊満なバストにくびれたウエスト。あまりにスタイルが良すぎたので水着は特注品です。グラビアの常連だったので、他と違う写真を撮りたいと思わせる女性でした」


※週刊ポスト2018年3月2日号

NEWSポストセブン

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