ビートたけしは本当に必要? スタジオ収録参加せず二言三言で高いギャラ、それこそ「アンビリバボー」! <奇跡体験!アンビリバボー>(フジテレビ系)
2月23日(火)12時0分 J-CASTニュース
この日は「誰でも知ってる大ヒット曲の誰も知らない秘密SP」と題し、「170万枚の大ヒット曲!!この国民的歌手の正体は!?」「おじいちゃんのおかげで200万枚売り上げたメガヒット曲とは!?」などといった大ヒット曲にまつわるエピソードを披露するものだった。
たとえば、アリスの「チャンピオン」。45年前にノンフィクション作家・沢木耕太郎が書いたルポルタージュ『一瞬の夏』のカシアス内藤がモデル。これは有名な話なので、多くの人が知っていると思われるが、番組では、現在はジムを経営しながら後進の育成に励むご本人にも取材。ある時、沢木とカラオケに行き、「俺、この歌好きなんですよ。歌おうかな」って言ったら、「馬鹿だなあ、これ君の歌だよ」と沢木に言われ、その時、初めて自分がモデルの歌だと知った、などという後日談まで紹介していたのはよかった。
さらに、スティーヴィー・ワンダーが代表曲「I Just Called To Say I Love You」を盗作だと訴えられ、窮地に立たされた際、それを証明したのが、日本の兄弟デュオ「ブレッド&バター」だったという話は、まさに「アンビリバボー」で感動的だった。
ところで番組を見ていつも思うのは、ストーリーテラーとして登場するビートたけしは本当に必要なのか、ということ。スタジオ収録も参加せず、別撮りで二言三言。それで、出演者の誰よりも高いギャラを持っていくとしたら、それこそ「アンビリバボー」だ。(放送2021年2月18日19時57分〜)
(白蘭)
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