女たちの甘くない戦いが始まる!『ガンパウダー・ミルクシェイク』WEB限定予告篇

2022年2月25日(金)18時0分 シネマカフェ

『ガンパウダー・ミルクシェイク』(C)2021 Studiocanal SAS All Rights Reserved.

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カレン・ギラン主演、ナヴォット・パプシャド監督のシスター・ハードボイルド・アクション『ガンパウダー・ミルクシェイク』。この度、本作の魅力であるマカロニ・ウエスタン、フィルム・ノワール、そして侍や浪人などのさまざまなジャンル要素をシェイクしたWEB限定予告篇が解禁となった。




映像の冒頭、マカロニ・ウエスタン調の曲にのって登場するのは、『女囚さそり』シリーズ(72〜73)の梶芽衣子を連想させる黒ずくめの衣装を着たカレン・ギラン演じるサム。「“会社(ファーム)”と呼ばれる男たちがいる。ずっと昔から商売しているんだけど、後始末が必要になると、私を送り込む」というセリフとともに暗殺組織と死闘を繰り広げるーー。

「この映画は誇張された現実を舞台にしている。名前もなく、時代も超越した架空の街で、衣装から車、小道具、そしてキャラクターそれぞれの見た目、そのすべてがさまざまなジャンルや時代にインスパイアされている。鮮やかな色彩にあふれ、楽しくてポップで魅力的な世界を作ったんだ」とパプシャド監督が言う通り、19世紀ネオバロック様式の図書館や、いかにもアメリカ的なダイナー、妖しいネオンがきらめくボウリング場などが舞台になっている。

男も女もほぼ全員が殺し屋という登場人物たちが、2丁拳銃やハンマー、ガトリング砲、メリケンサックなどありとあらゆる武器を手に暴れまくる。続けて監督は「素晴らしいキャストとスタッフと一緒に、このクレイジーで愉快でバイオレントではちゃめちゃな映画を作ることができた。いろいろなジャンルをミックスしたミルクシェイクみたいな映画なんだ」と自他ともに認める映画オタクっぷり全開でメッセージをくれた。

飛び交う銃弾とほとばしる血しぶき、渦巻く硝煙の中に女性たちの連帯と共闘を描き、シスターフッドを盛大に讃えた映像だ。

そんな本作をいち早く鑑賞したシスター・ハードボイルドの傑作「ババヤガの夜」著者の王谷晶は、「カワイイのにかっこいい? 否、カワイイからかっこいいのだ! 片手にピストル心に札束、唇にはミルクシェイク。邪魔する奴らはブッ潰し、銃にゃ強いが情にはもろく、背中で泣いてる仔虎のスカジャン。女と女が暴れまわる、今こそ観たい大活劇!」と大絶賛を贈る。

また、野水伊織(声優)も「強くなるためには可愛いものと甘いものを排除しなくちゃいけないなんて誰が決めた!? キュートなスカジャンにパンダのキャリーケースで、理不尽な奴らをブチのめす姿がクソかっこいい! 好きなものや姿形を変えなくても、私たちは強く在ることができるんだ。一緒に暴れたくなる新時代シスターフッドの決定版!」と熱い感想を寄せ、宇垣美里(フリーアナウンサー)は「極彩色のネオンに彩られたハードな世界で繰り広げられる美しく血生臭く息つく暇もないアクションシーンにうっとり いつまでもあんたたちが決めたルールに大人しく従ってると思ったら大間違いなんだよ!」とコメントを寄せている。

『ガンパウダー・ミルクシェイク』は3月18日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。

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