高木豊、田中将大に感じた変化とは 春キャンプで見たら…
2025年2月25日(火)18時30分 マイナビニュース
元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が21日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【巨人キャンプ】田中将大のブルペン投球を徹底チェック!! 開幕ローテは間違いない!? 秋広は『欠点が1つだけ…でも治すのに時間がかかる』ドラ3ルーキー荒巻悠内野手の評価は…高木豊が沖縄から解説!!」に出演。巨人・田中将大の投球を見て感じた、移籍前後の変化について語った。
○田中将大の投球を見て感じた変化
春キャンプについて語るなかで、高木氏は「マーくんのブルペンを、非常に真後ろから見られたんだよね」と切り出し、「計測機を見さしてもらったら、やっぱり楽天の時っていうのはちょっと角度が横だったっていうんだよね。今日見たら、すごい上から叩けてる感じがして、球速も上がってました」と説明。
また、「やっぱり力も感じたし、その中でもちょっとばらつきがあった時に、ちょっと腕が横になると球が来ないというか」「しっかりした(指のかかり方をした)時にはもう全然勝てるボールが来てるし、『ああ、力あるな』っていうのを感じさせてくれたんで」と太鼓判を押した。
さらに、「久保コーチに『これ開幕まで間に合うのかな?』って質問したら、『何言ってるんだ、当然間に合わせますよ』『開幕からローテーションに入ってもらうつもりで俺はやってます。マーくんもそのつもりでやってます』『GWだとか、遅れてスタート切るなんていうことはまずない』って断言してたんで、すごく心強かった」と告白。そして、「もちろんみんな真剣なんだけども、マーくんも一球一球丁寧に真剣に投げてる姿がすごく印象に残ったね」と振り返っていた。
【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。