謎の少年が一家にもたらす4つの悲劇、『ロブスター』監督の新作が3月3日公開

2018年2月26日(月)19時37分 映画ランドNEWS

『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督新作『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』が3月3日(土)より公開される。



予告編は、何不自由ない幸せな家庭に忍び寄る脅威をまざまざと感じさせる映像になっている。エレベーターを降りると母親の目の前で突然倒れる小さな男の子、その子を無理やり歩かせようとする父親。そんな父親に「息子さんに最悪の瞬間が来る」と告げる謎の少年。その少年は夫婦の愛娘にも近づき、完璧で幸せな家庭の中に入り込んでいく。


娘もついに歩けなくなって床を這うように。「娘に何をした?!」と詰め寄る父親、最愛の妻にも魔の手が迫る。果たして少年の目的は何なのか。この一家に起こる奇妙な出来事とは何なのか。一家の娘のキム(ラフィー・キャシディ)が予告編で口ずさんでいる印象的な歌は、イギリスの人気シンガー、エリー・ゴールディングが歌い全英No.1シングルになった「バーン」。オリジナル版の明るい雰囲気はなく、劇中では静かで想像のつかない「何か」が迫ってくるような不穏な世界観を作り出している。



映画『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は3月3日(土)より全国公開


©2017 EP Sacred Deer Limited, Channel Four Television Corporation, New Sparta Films Limited


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