宇野昌磨の強心臓には「ワケがある」 町田樹の分析と宇野帰国後の発言

2月26日(月)20時58分 J-CASTニュース

町田樹が平昌五輪の宇野昌磨を分析(画像はイメージです)

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平昌五輪フィギュアスケートで銀メダルを獲得したものの「緊張はなかった」と述べて驚かせた宇野昌磨。「強心臓」と言われたが、バンクーバー五輪5位入賞の町田樹氏は、宇野がこうしたメンタルを持てたのには「ワケがあると思う」と推察した。


町田氏は「裏には大舞台をこなしてきた彼の経験がある」と分析。その後、帰国時会見での宇野の発言に照らすと——。



「『五輪は普通の通過点でしかない』と逆転の発想をした」



町田氏は2018年2月25日にテレビ東京で放送された平昌五輪フィギュアスケート・エキシビションの特番に出演。スタジオでは各選手のショートプログラムやフリースケーティングも振り返った。



宇野は銀メダルを決めた直後、テレビのインタビューに対してあっけらかんと「僕にとって通過点で特別な思いがなかったから緊張が最後までなかった」などと述べて驚かせた。これについて町田氏は、一般的にアスリートにとって五輪は「史上最高の競技会」と捉える一方、宇野は「『五輪は普通の通過点でしかない』と逆転の発想をした」と推察。「こうした逆転の発想に至ったのには、ワケがあると思っています」として、宇野の「経験値」からこう分析した。



「宇野選手、昨季はメジャーな競技会だけでも6試合こなしています。小さな試合ですともっとあります。なおかつアイスショーはおそらく40公演以上出演している。彼にとっては毎日が本番というくらい緊張状態が続いていたんですよね。普通だったら精神が擦り切れてしまうと思うんですけど、宇野選手はおそらく、五輪は普通の大会でしかないと逆転の発想をすることで、この大変な五輪を乗り切ろうとした。私はそういう風に分析しています」


宇野が昨季出場した、6つのISU(国際スケート連盟)主催大会(GPスケートアメリカ、GPロステレコム杯、GPファイナル、四大陸選手権、世界選手権、世界国別対抗戦)の成績をみると、その全てで表彰台にあがっている。今季は、五輪までのISU主催大会(GPフランス杯、GPスケートカナダ、GPファイナル、四大陸選手権)全てで2位以上の成績を収めてきた。



その中で臨んだ平昌五輪。フリーでは冒頭の4回転ループで転倒したが、その後大きなミスをすることなくまとめ上げた。試合後は「1個目のジャンプを失敗した時点で、もう頑張ろうって、焦ることなく笑いが込み上げてきました」とまさかの発言が飛び出していた。



町田氏は番組で「本当に度胸すわってますよね」としつつ、



「でもその裏には、それだけ大舞台をこなしてきたという彼の経験があると思います。経験から得た学びを最大限生かして、この舞台に臨んでいったのではないかと思います」


としている。



宇野「日本で五輪以上の舞台で試合をしてきた」



「強心臓」や「天然」などの一言で片づけられがちな宇野のメンタルについて考察した町田氏のコメント。ツイッターでは、



「宇野くんのやたら落ち着いた発言について最近『そういう性格』とされていたのを『(性格もあるが)経験からの学びによるもの』と言ったことも知られてほしい」

「町田樹の解説に酔いしれた 特に宇野昌磨の『オリンピックは普通の試合に過ぎないと思い込む事で乗り切った』というところにぐっときた」


といった感想が続々と投稿されている。



「経験」を軸にした町田氏の推測は、一定程度当たっていたかもしれない。宇野は26日、日本代表選手団の帰国時記者会見で「緊張」について、



「初めての五輪の場でこれだけ緊張せずに自分の演技が最後までできた。皆さんの応援もあり、日本で五輪以上の舞台で試合をしてきたからこそ、五輪の舞台でも緊張せずにできたのではないかと思う」


と述べていた。

J-CASTニュース

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