たけし絶賛…大杉漣さんで光当たったバイプレイヤーの偉大さ

2月26日(月)19時0分 女性自身

女性自身[光文社女性週刊誌]

写真を拡大


2月25日、北野武(71)が審査委員長を務める「第27回東京スポーツ映画大賞」授賞式が開催された。21日に亡くなった大杉漣さん(享年66)は「アウトレイジ 最終章」で助演男優賞を受賞した。


北野は大杉さんをはじめ同作に出演した4人の俳優を助演男優賞に選び、「映画を支えている人たち。本当にすごい役者さん」と労いの言葉をかけた。さらに「漣さんは、今日はいらっしゃらないけど……」と大杉さんにも触れ、バイプレイヤーの偉大さを改めて語った。


「主演ではないけれどみなさんすごい。このメンバーのお陰で主役が生きた。みなさん素晴らしくてありがたかった」


大杉さんは16年3月、スポーツ紙のインタビューに“バイプレイヤー魂”を語っている。


「極悪人だろうが、オカマちゃんだろうが、『蜜のあわれ』の金魚を擬人化して愛してしまう老作家だろうが、仕事のオファーを頂いて、『やります』っていう自分を、実は愛おしいと思っています」


同インタビューで、大杉さんはどんな役柄でも「喜んで演じる」と語っていた。99年に公開された映画「オーディション」で、体が不自由な年齢不詳の男を演じたときのこと。体に汚しのメークをして撮影を待ち、暗くて寒い倉庫に何時間も待たされた大杉さん。やっと監督に出番を告げられたものの、“麻袋の中にうずくまって”呻くだけの役だった。それでも大杉さんは笑って回想した。


「(観たひとに)『あれ大杉さんでしょ』と言われて、うれしかった」


大杉さんにとって最後の出演作となり、“バイプレイヤー”という言葉を広めたドラマ「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」(テレビ東京)は当初の予定通り、残りの2話を放送することが23日決定した。遺族や共演者らの理解が得られ、何よりファンからの要望が多く寄せられたためという。


大杉さんの“バイプレイヤー魂”を最後まで見届けたい。

女性自身

「大杉漣」をもっと詳しく

「大杉漣」のニュース

BIGLOBE
トップへ