T-BOLAN“熱さ”全開の初インストアライブ

2月26日(月)4時23分 ナリナリドットコム

ロックバンドのT-BOLANが2月25日、東京・タワーレコード新宿店で、ライブDVD「T-BOLAN LIVE HEAVEN2017 夏の終わりに『再会』〜Acoustic Live Tour〜」のインストアイベントを開催した。1991年7月に「悲しみが痛いよ」でデビュー以来、CD販売店でイベントを行うのは初めて。

この日は、ヴォーカルの森友嵐士、ギターの五味孝氏がアコースティック・ミニライブとサイン会を行い、事前にDVDを購入したファン200人を魅了。

森友の「盛り上がっていこうぜ!」の煽りで、ミニライブはスタートした。DVDは、昨年9月に行われたバンド史上初の全編アコースティックライブツアーの東京公演東京公演(Zepp DiverCity TOKYO)の模様を収録したもの。「今日はコンサートを思い出しながらやっていきます」(森友)と、後方のファンに手を振ったり、コール&レスポンスも発生し、さながら“ライブハウスでのライブ”のように「マリア」を披露した。

森友は「今日は外が寒くて、そのまま会場に上がってきたら暑いね」と羽織っていた上着を1枚脱ぐなど、1曲目から“熱さ”全開。「あこがれていた大人になりたくて」「Bye For Now」を五味との美しいハーモニーを交えて歌い上げると、「Happiness」「SHAKE IT」では、森友がステージの最前部まで身を乗り出して歌った。

予定ではここで終了の予定だったが、ファンの鳴りやまない拍手に応えて、急きょアンコールとして「離したくはない」を披露し、目を潤ませるファンの姿も。

初のインストアイベントを終えて森友は「デビューした頃は、レコード店にあいさつに行ったことはありましたけど、ライブは初めて。ちょっと照れますね」。五味は「いつもは(照明が)暗いので、全部見えているので、照れくさいです」と笑顔を見せた。

現在、初のミリオンシングルで、この日のライブでも披露した「Bye For Now」をサプライズで歌いに行く企画「みんなで贈ろう『Bye For Now』未来の君のために!」の応募を受付中のT-BOLAN。森友は「イベントなどに呼ばれると、この曲を歌ってほしいということが多かった。なぜかと聞くと『先輩を送り出したい』とか『仲間の新しい挑戦を応援したい』と、90年代に僕たちの音楽を聞いてくれていた世代の人たちが、特別な思いを持っていてくれたことに気が付きました」。

同曲は、1992年に行われたツアーの打ち上げ会場で、海外で新たな挑戦をすることを明かしたあるスタッフのために森友が制作した。レコード会社などにも「Bye For Now」を歌いに来てほしいというリクエストが絶えずある中、メンバーがその思いに応えようと、自ら出向いてパフォーマンスすることが決定した。森友は「みんなで喜ぶことをやれたらうれしい。仕掛ける人も仕掛けられる人も、ハッピーになるサプライズができれば。楽しみにしていてください」と呼びかけた。

2016年大みそかの「一夜限りのカウントダウンライブ」を経て、昨年からT-BOLANは再始動。1年が経って森友は「メンバーと会う機会も断然増えて、その時間がすごく楽しい。一緒にいる時間が増えれば、また音楽も生まれやすくなりますし、そのチャンスも増える。去年は『再会』がテーマでツアーもやったけれど、まだ東京、大阪、名古屋の3か所しかやれていない。今年はその続きで、いろいろなところに出向いていきたいです。90年代は、CDのセールスに比べて、コンサートでファンの方に会えた機会は少なかった。そのギャップを、これから埋められたらと思います。皆さんに会いたいです」。五味も「(再始動前と比べても)みんな楽にできるようになった。年齢も重ねて、変な力も抜けています」。

2015年にくも膜下出血で倒れたベースの上野博文も、回復が順調といい「会う度にリハビリの成果も出てきていて、僕らも驚くくらいです。いつか全曲ステージで弾ける日が来ることを、彼自身もそれを目指していますし、僕ら周りのメンバーもサポートしていきたいです」。森友自身も「今の自分には満足していない。歌に対しても、自分が知らない歌声や表現がたくさんある。自分がまだ見ていない可能性に触れられるような時間を過ごしていきたいです」と話した。

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