「5時から男」「私、脱いでもすごいんです」など平成の名CM

2月26日(火)7時0分 NEWSポストセブン

牧瀬里穂はこのCMでブレイク

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 胸に響くコピーと耳に残るメロディが織りなす「15秒間」の名作。テレビCMには、商品やサービスだけでなく、それが放送されていた当時の記憶を甦らせる。1989年1月8日より平成がスタート。同年にベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦が終結。日本経済はバブルが弾け、“失われた10年”へ突入する。


 CM界では、1988年から三共「リゲイン」が「24時間、戦えますか?」と企業戦士を鼓舞し、10年後の「リゲインEB錠」では「この曲をすべての疲れている人へ」と坂本龍一の音楽が癒した。1993年のJリーグ開始後は、永谷園「Jリーグカレー」のラモスやアルシンドなどサッカー選手が人気に。セガの湯川専務も自虐CMで一躍時の人になった。カーキン音頭やポリンキーの歌も忘れられない。1989年から1999年を彩ったCMを振り返ろう。


●1989年 東海旅客鉄道/エクスプレス・キャンペーン「クリスマス・エクスプレス」


 遠距離恋愛中の彼が帰省するのを柱の影で待つのは当時17歳の牧瀬里穂。このCMをきっかけに大ブレイクを果たした。



●1990年 中外製薬(現・ライオン)/グロンサン強力内服液「帰りタイ」篇


 高田純次を起用し、1987年から始まった「5時まで男/5時から男」のシリーズ。当時は終業後も元気に遊び回るサラリーマンが多かった。



●1991年 ダスキン/「双子のおばあちゃん」篇


 100歳の双子の姉妹「きんさん」と「ぎんさん」を起用し、話題となった。2018年にはぎんさんの娘2人を起用した新聞広告が展開された。カメラマンは篠山紀信氏が担当。



●1991年 日本電気(NEC)/「寄り道はいけないでござーる」篇


 NECの販売促進キャンペーンのために生み出された「バザール・デ・ゴザール」という子ざるのキャラクター。出身地はザイール(現・コンゴ共和国)という設定。デビューCMでは、グッズを当てるためNECのお店に向かうが、バナナの罠に引っかかってしまう。この可愛いキャラクターが、まだ難しそうなイメージのあったパソコンと家庭との距離を縮めた。



●1995年 エステティックTBC/「私、脱いでもすごいんです」篇


 女性面接官に「カオだけで世の中渡っていけると思ってない?」と問われ、「私、脱いでもすごいんです」と言い放つ。演じた北浦共笑も一躍注目を浴びた。当時は就職氷河期だった。


●1997年 大日本除虫菊/キンチョウ 水性リキッド「スイスイ」篇


 ピンクのカッパに扮し、川で踊るのはタレントの山瀬まみ。強烈なインパクトと、可愛らしさで2012年までキンチョウ水性リキッドの顔を務めた。


●1999年 宝酒造/タカラcanチューハイ「そいつは偽物よ」篇


 今や梨園の妻となった藤原紀香が出演。「できたて飲むか? 藤原紀香?」というフレーズの3シリーズで話題となった。


※週刊ポスト2019年3月8日号

NEWSポストセブン

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