「機嫌が悪い人がいると仕事が手につかなくなる」ひとへの実践的なアドバイスとは?

2月27日(木)12時0分 文春オンライン


『「繊細さん」の本』(武田友紀 著)


〈冗談交じりのささいな一言なのに、受け流せずにグサッときてしまう〉


〈職場で機嫌が悪い人がいると、気になって仕事が手につかなくなる〉


 ……といった、繊細でストレスを感じやすい人。アメリカの心理学者エレイン・アーロンが「HSP(Highly Sensitive Person)」とカテゴライズした人たちが、日々を心穏やかに暮らすためのコツをまとめた本だ。刊行から1年半、口コミを通じて部数を伸ばし、じわじわ増刷を重ねてきた。


「本書を企画する前、HSPの本は翻訳書や、お医者様目線の専門書に近い本しかありませんでした。そこで日本の読者や当事者の目線に近い本を出したいと考え、HSP専門のカウンセラーであり、ご自身もHSPである著者にお願いしたんです」(担当編集者の矢島和郎さん)


 刺激によるストレスから自分を守るには、心ではなく五感を遮る。まわりに振り回され過ぎないよう、自分には意志があると自覚する。楽しい活動のあとには、何もしない休みを設定して刺激疲れを癒やす。ノウハウはどれも実践的だ。


「働き方改革もあってか、パワハラ・セクハラが強く問題視されるようになりました。これまで『他の人のようにできない自分が悪い』と思い込んでいた方が、声を上げやすい社会状況ができたのも、ヒットの一因かもしれません」(矢島さん)



2018年8月発売。初版6000部。現在15刷8万9000部





(前田 久/週刊文春 2020年2月27日号)

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