名優ジーン・ハックマンさんが不審死 自宅で妻と愛犬とともに遺体で発見される
2025年2月28日(金)15時0分 クランクイン!
Varietyによると、遺体はメンテナンス作業員2名によって発見され、ジーンさんはキッチン横の土間でサングラスを掛けた状態、ベッツィさんは浴室で倒れていたそう。カウンターには処方薬が散らばり、ヒーターが倒れていたといい、愛犬3匹のうち、1匹も遺体で発見されている。死亡時期については明らかになっていないが、ベッツィさんの遺体には、腐敗や顔の膨張、手足にミイラ化が見られ、ジーンさんの遺体も近い状態だったそうだ。
サンタフェ郡保安官事務所の声明によると、27日朝に行われた検死では、どちらの遺体にも刺し傷や銃創、その他外傷は確認されなかったそう。今後、毒物検査と一酸化炭素検査を行うものと見られる。なお、一酸化炭素中毒が疑われたが、消防署とガス会社の調査により、ガス漏れはなかったことが分かっている。地元当局では携帯電話や映像、DNAや指紋などを捜索したほか、武器になりうる鈍器や鋭利なものの回収も求めている。
Peopleによると、2度のアカデミー賞に輝いたジーンさんは、2004年に俳優業を引退し、1991年に結婚したベッツィさんとともにサンタフェで静かに暮らし、小説を手掛けたり、時折メディアの取材を受けたりしていたそうだ。