「三ちゃん」めちゃイケ降板のなぜ 「素人」のままなら許されたか

2月28日(日)18時33分 J-CASTニュース

「めちゃイケ」は、フジテレビの看板番組

写真を拡大

「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)のレギュラーメンバー「三ちゃん」こと三中元克さん(25)が、番組を降板することになった。きっかけは、いわば「素人枠」で出演していた三中さんが、芸人への転身を目指したこと。プロになっても出演を継続させるべきなのかオーディションが行われ、視聴者投票により「不合格」の判断が下された。


公開オーディションにより2010年10月、芸能人以外で唯一メンバー入りを果たした三中さん。以来5年半にわたり、アルバイトのかたわら「めちゃイケ」に出演し、番組が足柄サービスエリアの出店をプロデュースした際には、連日「総支配人」として店頭に立つなどの活躍を見せていたが、どうして降板することになったのだろうか。



「プロレス」から逃げ、芸人の道を模索



素人らしさがセールスポイントだった三中さんの「立ち位置」が変化したとみられるのは、2014年10月だった。東北を拠点に活動している「みちのくプロレス」の練習生となり、プロレスラーを目指す企画がスタートしたのだ。しかし、三中さんは指導に耐えきれず、東京へ戻ってしまう。再チャレンジの機会も設けられたが、またもや「逃走」。せっかく活躍の場が与えられたのに、それをみすみす逃してしまう。視聴者からは批判が飛ぶようになった。


そこへきての芸人転身だ。高校の同級生と、お笑いコンビ「サンプライズ」を結成し、さまざまな所属事務所にオーディションを受けに行くが、事務所の反応は芳しくない。16年2月27日の放送では、「隠しカメラ」を駆使して、挑戦の日々を振り返っていた。放送では「プロレス逃走」の直後ながら、友人と合コンに興じる光景も写された。


最終的に2社から声がかかり、よしもとクリエイティブ・エージェンシーと契約したのだが、そこに待ったがかかった。10年のオーディションで三中さんに敗れ、吉本の先輩でもある「ダイノジ」の大地洋輔さんが、涙ながらに「プロとしてもう一回、スタート立って、オーディション受ければいいじゃないですか」と提案。三中さんはそれを受け入れる。


番組の終盤、ネタを生披露し、テレビのデータ放送機能を使って投票を実施。約63万票が集まったが、合格44%、不合格56%となり、降板が決まった。合格するであろうと予想していたメンバーは、ぼうぜん。「こんなことって、あるのか」という声が漏れるなか「ナインティナイン」の岡村隆史さんは、苦し紛れな様子で「またオーディションしようや」と声をかけていた。



ツイッターでは「面白くない」「仕事をなめてる」



番組直後に生放送された動画番組「めちゃ×2タメしてるッ!」では、出演者が率直な感想を語っていた。


「落ちるわけないって言ってたんだから」(岡村さん)

「芸能生活26年で、最高にこわい現場だった」(極楽とんぼ・加藤浩次さん)

なお、ナインティナイン・矢部浩之さんだけは、「敗因?サンプライズの? ......おもろなかったんや!」と一蹴していた。


加藤さんは、28日未明の「オレたちゴチャ・まぜっ!〜集まれヤンヤン〜」(MBSラジオ)で、不合格の理由をこう分析している。


「ネタを見て『ああ、面白くないなあ』と思ってNOを突き付けた人、『芸人をイチから頑張ってこい』という応援の意味で付けた人もいると思うんだよね」

ツイッターでも「面白くないから仕方ない」と、そもそも「芸人」として未熟という指摘と、「仕事をなめてる」といったお笑いに対する甘い姿勢への批判がわかれている。一方で、4割以上が「合格」と判断したのも事実だ。支持者はこのように、三中さんの再起を期待している。


「漫才は褒めるほどでもなかったけど自分は合格に投票した。世間は厳しいなぁ」

「私は合格押したけど、結果、卒業で良かったと思う。ゼロからやっていくほうがきっと三中さんのためだ。合格票を押した人がいることを忘れてはならない」

「確かに逃げたり嘘ついたり自分を甘やかせたり楽させたり周りを傷つけたよ三中くんは。でもねそれが人間だよ。人間みんな生きていれば最低な事するよ」

番組を「クビ」になった三中さんに、プロ芸人としての明るい未来は開けるだろうか。

J-CASTニュース

「降板」をもっと詳しく

「降板」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ