参院選出馬の今井絵理子氏 自民党は身体検査したのか

2月28日(日)7時0分 NEWSポストセブン

自民党はしっかり「身体検査」したのか?(公式ブログより)

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 7月の参議院選挙まで約半年あるにもかかわらず、早くも自民党の“目玉候補”として立候補を表明した今井絵理子氏(32)。人気音楽グループSPEEDのボーカルとして活躍する一方、聴覚障害のある長男(11)を持つシングルマザーとしても知られる彼女は、若い子育て世代を取り込む逸材として期待されている。


 2月9日に自民党本部で開かれた出馬会見では、茂木敏充・選挙対策委員長が自ら「きょうは白い服で、『White Love』の通りではないか」とSPEEDのヒット曲に引っかけて彼女を紹介する異例の好待遇。そこで彼女は、


「障害を持っている子供たち、そのお母さんたちが、より明るい希望を持てる社会作りをしたいなと思いました」


 と出馬の理由を語り、「私は、政治は希望だと思います」と力強く表明した。


 甘利明・前経済再生相の辞任を皮切りに相次ぐ党内スキャンダルや失言連発で逆風が吹き始めた安倍自民にとって、今井氏の出馬は起死回生の一手といえよう。そんな今井氏は出馬直後、別の形でも騒がれた。「シングルマザー」という触れ込みの彼女には、実は交際相手がいたと複数の週刊誌で報じられたのである。そのお相手は俳優・徳重聡似の「イケメン」と評される、今井氏の地元・沖縄の同級生A氏だ。


 沖縄県那覇市にある歓楽街、松山で飲食店のキャッチをしている男性に週刊誌を見せるとびっくり仰天。


「あれ、Aじゃないですか。実物のほうがイケメンですけどね。顔がカッコいいだけじゃなくて、ゆっくりとした優しい口調で喋る人なんで、モテてました。今井絵理子と付き合って内地にいるとは知らなかったな」


 A氏はこの界隈ではちょっとした有名人だったのである。というのも彼は、この地でほんの1年前まで、「風俗店」を経営していたからだ。同じ松山で飲食店を経営する古い友人が語る。


「Aは今井さんと同じ地元の学校を出てからLED電球を売る会社を立ち上げて社長になり、『俺はこのビッグビジネスの波に乗って儲ける』といっていたけどすぐ潰れた。それで風俗業界に詳しい人間と2人で数年前に松山で風俗店を始めたんです。店舗型のピンサロのような形態ですね。


 その後、今井さんと同窓会で再会して、付き合いはじめたそう。今井さんはAが風俗店をしているのが嫌で、『自分と一緒に本土で暮らそう』といっていたらしく、頻繁に内地に行っては、働き先として福祉施設を紹介されたりしたらしい」


 同じく松山でデリヘルを経営する彼の知人もいう。


「Aに『地元の同窓会があるから、みんなで遊びに行く車が要る』といわれて、いつも女の子の送迎に使っているレンタカー屋で車を手配してあげたら、『今井絵理子が来ていて、親しくなってよくメールが来るんだ』と嬉しそうにいっていた。そのうちAは、『今井が内地に引っ越すようにいっている』というようになって、たびたび内地に行くのに渡航費を工面してやった。そのくせ、『今井に外車を買ってもらった』と自慢もしてきた(笑い)」


◆「少女3人にみだらな行為をさせた」


 しかし、今井氏と付き合って以降も、A氏は風俗店の経営から手を引くことはなかった。2015年3月、中学生を含む少女3人にみだらな行為をさせたとして、店員の男性と2人で風営法・児童福祉法違反の容疑で那覇署に逮捕されたのだ。当時の地元紙・沖縄タイムスにはこう報じられている。


〈那覇市松山のテナントビルの一室で、14歳の女子中学生と16歳と17歳の無職少女2人を雇い、男性客相手にみだらな行為をさせた疑い〉


 実際にその風俗店で働いていた元店員の男性は本誌の取材に、「中学生を雇っていたのは事実で、自分が逮捕されなかったのは本当に幸運だった」と振り返る。 釈放されたA氏は、ただちに風俗店を畳んだ。


「今井さんがAを絶対連れて行くと強く決めたようで、昨年5月に沖縄から出て行く直前、Aが挨拶に来た。『これからはまじめになる』が最後の言葉だった」(前出・デリヘル経営者)


 A氏が「まじめ」になったなら何よりかもしれないが、それですべてチャラになったわけではない。彼は沖縄で風俗店のほかに、飲食店や貸金業にも手を出しており、そのために方々からカネを集めていた。その借金は、いまだに返されていない。前出の飲食店経営者は「裏切られた」と憤る。


「貸金業でいいカモの客を握っているから、ガンガン儲かるといわれてAに100万円ほどを貸したところそのまま、内地に行って連絡先も変えてしまったから取り戻せない」


 同じくデリヘル経営者もそれ以上の金額をA氏に提供したままだというが、彼の場合、「Aは優しすぎて失敗を重ねただけで、嫌いにはなれない」と同情的である。なるほど、人からモテる才能があることだけは間違いない。


 東京に住む今井氏を訪ね、子供が出かけたことを確認してからインターフォン越しに話を聞いた。

 

──Aさんが昨年3月に逮捕されたとの情報がある。


「すみません。プライベートなことなので、事務所のほうに確認していただいて」


──知っていたのか?


「(しばらく沈黙の後)事務所に聞いてもらえますか?」


 その後、今井氏の所属事務所から回答があった。


「今井に確認したところ、『経営を譲渡した店で事件が起こったが、本人は不起訴になったと聞いています。それ以上の詳しいことは判らないです』とのことでした。また、本人のプライベートな問題については、回答を控えさせて頂きます」


 沖縄にある今井氏の実家に住む父親は、「本人からAさんとの話は聞いている」というが、逮捕の過去については「えっ!? 初めて聞きました」と驚きを隠さず、記者に詳細を尋ねた。動揺した様子だったが、最後には「本人たちの問題でしょう」と述べていた。


 もちろん、A氏と今井氏が「まじめ」に交際すること自体を否定するつもりはない。だが、今井氏が「シングルマザー」として子育て世代からの集票を見込んで出馬する以上、中学生を風俗店で働かせていたA氏の過去が、影響を与える可能性は高い。


 そもそも自民党は、この“目玉候補”の交際関係について、しっかり「身体検査」(過去の発言や周辺関係も含めたスキャンダルなどの調査)をしたのだろうか。スキャンダル続出でイメージ回復に躍起になり、「SPEED出馬」させたのが裏目に出ているのかもしれない。


※週刊ポスト2016年3月4日号

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