高橋一生 低音ボイスで女性の「囁かれたい願望」を刺激

2月28日(火)16時0分 NEWSポストセブン

「声」でも魅了する高橋一生

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 時代がようやくこの男に追いついたのだろうか。俳優・高橋一生(36)の勢いが止まらない。数年前までの認知度はそれほど高くなかったにもかかわらず、今やドラマに映画に引っ張りだこで、主要キャストの常連になりつつある。現在放送中の『カルテット』(TBS系)、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも出演しており、注目度は日に日に高まるばかりだ。そんな高橋の魅力の一つでもあるのが「低い声」だ。女性ファンからは「あの華奢な体とギャップのある低音ボイスがセクシー」、「家森さん(カルテットでの役柄)の声がすごく心地よい」などの声が続出している。


 イケメン評論家の沖直実さんは、高橋の低い声は女性の「囁かれたい願望」を刺激しているのではないかという。


「女性は男性の低い声が大好きです。知性的に思えるし、安心感を得られるからです。一説によると、女性は男性の低い声を聞いたときに『男性ホルモンが強そう』と本能的に感じているそうです。たしかに女性は男性の声を無意識のうちにエロ目線で聞いていることがあります。福山雅治さんがラジオでエロトークをしても好評だったのは、あの低い声に一種のリアリティーが感じられたからかもしれません。あの声でなければここまで人気者にはならなかったと思います。高橋さんの低くて太い声も、女性に『あの声で耳元で囁かれたい』と思わせる魅力があります。


 36歳という年齢もいいですね。というのも、20代の若いイケメン俳優、たとえば福士蒼汰さん(23)や山崎賢人さん(22)は太陽のようにキラキラとしすぎていて、主婦層の女性からするとまぶしすぎるし、人によっては息子のような感じになります。ところが昨年俳優としてもブレークした星野源さん(36)や高橋さんは、『キラキラしすぎない良さ』があります。ちゃんと話を聞いてくれそうで優しそう。主婦層にとっては、大人のデートを妄想しやすいのです」(沖直実さん、以下「」内同)


 低音ボイスで魅了する高橋だが、声変わり前の中学生時代にジブリ作品『耳をすませば』(1995年)で声優を務めたこともある。ヒロインと恋をする、天沢聖司という少年の役だ。当時から“声イケメン”の片鱗はあったのだろうか?


「いい声とはいえ、その頃はあくまで普通の少年の声だったと思います。作品の性質上、色がついていない声を求められたのかもしれませんが、声はその人の人生をあらわすといわれるように、高橋さんの声もキャリアを積んでいく中で高橋さんらしくなっていったのだと思います」


 子役時代から数えて芸歴27年の高橋は、これまで数々のドラマや映画、舞台に出演してきた。『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系、2000年)をはじめ、その時代の話題作にもたびたび登場することはあったが、ほとんどが脇役である。「苦労人」という一言で片付けるにはあまりにも長い“下積み”期間。それでも脇を固める俳優として地道に活動を続けてきた俳優人生が、あの声にあらわれているというわけだ。


“声イケメン”は一日にしてならず。とはいえ、20代と30代で声質がそう大きく変わるわけでもないのに、年齢を重ねるほどいい声に聞こえるのはなぜか。


「声のよさというのは、声質だけではありません。話すテンポや内容がよく、相手への気遣いがあること、そして聞き上手であること。それらがあって初めて、いい声に聞こえるのです。10代、20代前半は、やはり自分をわかってほしいという気持ちが前面に出やすく、空気を読む経験もない。そのためまだ『いい声だな』とは思われにくい。30代、40代になって、大人の話し方を身につけることで声の良さに気づかれるのです。


 高橋さんの場合は、バラエティー番組などを見ていても、気遣いがあり本当に優しい。そしてあのクシャッとした笑顔からも人柄の良さが伝わってきます。複雑な家庭環境のことも一切隠すことなくオープンに話していて、素の自分もさらけ出している。知れば知るほど好感度が上がっていく俳優なのです」


 大人の振る舞いができるからこそ、その人の声も魅力的に伝わる。つまり声イケメンは、“大人イケメン”でもあることが多いというわけだ。


「たとえば竹野内豊さん(46)、谷原章介さん(44)、玉木宏さん(37)、向井理さん(35)、斎藤工さん(35)などは、大人イケメンであり声イケメンと呼べる俳優さんたちでしょうね。皆さん話し方が穏やかで、優しく、丁寧で思いやりがある。高橋一生さんもここに加わったといえます。


 いくら顔が良くても声が残念、話し方が残念だと、女性はがっくりきてしまいます。若いうちは気にならないかもしれませんが、年齢を重ねるにつれて声の重要性は高くなります。また、声は見た目と違って声は年を取りにくい。努力次第では、声優さんのようにずっと同じ声を出すこともできます。長く活躍するための武器の一つになるでしょう」


 もちろん声だけで俳優が務まるわけではない。高橋はこれからも活躍し続けることができるだろうか?


「高橋さんは売れるまでに時間がかかりましたが、それでも一つひとつの作品で、見ている人の心に引っかかる爪あとを少しずつ残してきました。『今ブレークしている高橋一生ってあのドラマに出ていた人?』と二重に驚く人も少なくないと思います。私も2011年に放送された『名前をなくした女神』(フジテレビ系)というドラマでヒステリックな夫を演じた彼を見てから、ずっと気になっていました。演技力は確かな物があると思います。


 また、塩顔で童顔なので見た目も老けにくい。20代から40代の役までできると思います。今でも年齢より若く見えますが、少なくともあと10年は今とそれほど変わらないルックスをキープすると思います。50代になれば、笑顔の素敵なダンディな俳優さんになるでしょうね。ルックス、演技力、人間的な引き出し。どこにもマイナスがない。ドラマやバラエティーに出れば出るほどファンが増えるんじゃないでしょうか」



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