最新科学が実証!体の不調に効く症状別「野菜食」のススメ

3月1日(木)6時0分 女性自身

女性自身[光文社女性週刊誌]

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冬から春への季節の変わり目。体の不調を感じたときは、「薬」の前に「野菜」を試してみませんか? ここでは、近年の研究成果から明らかになった、野菜が持つ薬事効果を紹介。副作用なし、おいしく安全な“新しい処方箋”をお届けします!


「近年、食べ物に含まれる各種成分が人にどのような影響を及ぼすのか、最先端の科学技術を用いた研究が著しく進んでいます。これまでは“民間伝承”と思われてきた野菜が持つ薬事効果がつぎつぎに立証されているんです」


こう話すのは、薬剤師で薬学博士の田村哲彦先生。たとえば刺身のツマとして使われる、しそ。古くから生魚を食す際に殺菌効果があるといわれてきたが、成分のペリルアルデヒドに抗菌・防腐作用があることが実証されたばかりか、せきを鎮める効果も動物実験によって明らかに。


「食べ物に含まれる薬効成分を“機能性成分”と呼びます。今回はその成分が多い野菜に注目。現在、科学実験で効果が実証されているものを紹介」(田村先生・以下同)


■気になる体の不調に直接効く野菜


【せき】しそ


成分のペリルアルデヒドにせきを鎮める作用があり、体力が落ちているときに特に効果抜群。


【たんがからむ】春菊


独特の香気成分にたんを取り除く作用がある。粘り気のある切れにくいたんに特に有効。


【口内炎】なす


成分に口内の温度を下げ、粘膜にできた潰瘍を治す働きがあるため、歯周病や口内炎に効果。


【胃もたれ】トマト


油物による胃もたれに効果的なビタミンB6を豊富に含み、またクエン酸などが消化を促進。


【肩こり】せり


成分の葉緑素、鉄、ビタミンが血流を改善。血行障害の1つである肩こりを改善する。


田村先生は40年前から、こうした食べ物の薬事効果に注目。西洋医学と東洋医学の両方を学び、病気の予防や治療に食べ物をうまく取り入れる健康法「食治」を研究してきた。


「冒頭、しその効果を紹介しましたが、ほかにもなす、トマト、せり、春菊などが“直接症状に効く”野菜の代表格。私は胃がもたれたなと思ったらトマト1個を細かく刻んではちみつをかけて食べます。すぐに胃がすーっとして症状が治りますよ」


トマトには本来、消炎作用があり、これが胃のただれた部分に直接作用。胃粘膜の炎症を抑えるのだとか。また含有成分のクエン酸やリンゴ酸にはむかつきを抑える効果もあり、ダブル効果で、胃のむかつきを治すのだという。


「口内炎を治したいときはなすです。なすには口内の温度を下げる効用と、粘膜の潰瘍を治す成分が含まれているんです。このため、江戸時代、なすは粉にして、歯磨き粉として使われていたほどです」


口内には多くの細菌が存在し、口内炎の原因となる。


「口内の温度が1度下がると口内の細菌数が1万個減るというデータもある。なすは口内炎だけでなく、歯周病にも有効なんです」


また、なすにはプロテアーゼインヒビターという成分に消炎作用が認められていて、トリプルで口内炎を撃退するのだという。

女性自身

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