38歳落語家の妻、プロポーズ→結婚まで10年を語る 夫の月収10万円、言いたいことリスト「計51個」
2025年3月1日(土)6時35分 オリコン
2日放送『新婚さんいらっしゃい』より(C)ABCテレビ
市若は、10年前、落語協会前会長で現顧問の柳亭市馬に弟子入りし、28歳で落語の世界に飛び込んだ。現在は二ツ目として、真打ち昇進をめざし、日々修業に励んでいる。
夫婦が暮らすのは、神奈川県川崎市の閑静な住宅街で、独特の生活を送っている様子。妻は目下求職中、夫の月収は現在10万円と、家計は火の車。ベランダで食べられる野菜を栽培したり、使わないコンセントは抜いたりと、細かなところで必死に節約している。
食費に使えるのは月2万円。料理も工夫し、夫特製、総額20円の「もやしチヂミ」や1個20円の「オカラケージョ」を披露。それを見たMC井上からも「卵1個で2個できる目玉焼き」のマル秘節約術が紹介される。
夫婦の出会いは12年前、千葉県君津市での街コンだった。当時は会社員だった夫。妻とあるものが偶然の一致したことで、仲良くなって交際がスタート。その2年後、夫は脱サラし、夢だった落語の世界へ。入門直前にプロポーズをしたものの、結婚したのは10年後の2024年だった。
いざ入門すると、朝10時に師匠の自宅へ訪れ、帰宅するのは夜の11時。妻は「忙しいなら無理しなくていいよ」と気遣い、一番忙しかった前座時代は、5年で15回ほどしか会っていなかったという。
ようやく2人でディズニーランドに行くことができたというが、その帰りに妻の怒りが大爆発。「連絡先を消去して断捨離した」という。さらに、メールを送っても返信がない、電話もつながらないなどもあり…。どうにか仲直りし、2020年、二ツ目昇進を機に結婚へと前進。コロナ禍が明けた昨年、ようやく2人は結婚した。
新婚生活は「すっごくうれしい」と喜ぶ妻。しかし事前にスタッフがリサーチした夫への「言いたいことリスト」は、なんと計51個。スタジオには、妻の身長よりも高いサイズのボードが登場することになる。