ざわちん 「すっぴん信仰」は男性が助長している

3月1日(水)7時0分 NEWSポストセブン

すっぴんメイクのほうが実は厚塗り?

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 築地市場の豊洲移転問題で、石原慎太郎元都知事(84才)が参考人招致を前に「屈辱を晴らしたい」と力めば、小池百合子都知事(64才)は「屈辱とかそういう問題ではなく、ファクト(事実)をお伝えいただきたいだけ」と、表情を変えずにさらりと皮肉返し。


 そんな彼女の顔は、忙しいはずなのに、いつ見てもファンデーションが隙なく塗られ、アイメイクは黒くはっきり、チークも口紅も鮮やかにきっちりとひかれている。石原氏は、小池知事を「大年増の厚化粧」と表現したが、そもそもどこからが厚化粧なのか?


「首と顔の色が合ってない人。顔がグレーだとそう思う」(50才・公務員・石川)

「粉が落ちてきそうな、清潔感がないメイク」(42才・教員・神奈川)

「おしろいの匂いがぷわ〜んとする人」(35才・会社員・東京)


 など、人それぞれ。芸能人のものまねメイクで知られるざわちん(24才)はこんな考えだ。


「濃くなるいちばんの原因はベース。シミ、しわ、くすみ、くまを隠そうとして厚くなりがちです。また私がおすすめしたくないのは、目の下のアイライナー。顔が老けてこわい印象を与えます」


 若い世代ではナチュラルメイクが基本で、「すっぴん信仰」も根強い。その背景には佐々木希(29才)、ローラ(26才)、木村文乃(29才)など女性芸能人たちが、美しすぎるすっぴんをSNSに投稿しては絶賛されていることも無関係ではないだろう。前出のざわちんは、この“すっぴん信仰”は男性が助長している側面があると指摘する。


「男性にすっぴんが好きな人が多いのは、何も塗っていない素顔の方が幼く見えますし、守ってあげたくなるからだと思うんです。それに対して、厚化粧になればなるほど老けて見えて、かわいげなく見えるんじゃないでしょうか」


 ちまたでも、すっぴん風メイクは大流行中だが、その多くは、下地、ファンデーション、コンシーラーにおしろい…と、薄く何層にも、時間をかけて丁寧に重ねているのだ。一見、小池さんの方が厚化粧に見えるものの、手間暇かかっている分、すっぴん風メイクの方がよほど厚化粧。むしろ、すっぴん風と欺いているだけに、より罪深いのでは?



◆年齢に抗わず潔く生きているかどうか


「眉もアイラインも口紅も、全部やってる人を見ると厚化粧って思う」(33才・看護師・熊本)


 そんな声は、男女問わず聞かれた。ただし、フルメイクでも菜々緒(28才)や安室奈美恵(39才)を「厚化粧」という人はほとんどいない。また小池さんと同世代の夏木マリ(64才)や、さらに上の世代の草笛光子(83才)は、きちんとメイク派だが、「いつまでも輝いている」と絶賛する人はいても、揶揄する人はまずいない。


 小池さんとの間にある境界線はなんなのだろう? おぐねぇーこと、ヘアメイクアーティストの小椋ケンイチ(48才)が言う。


「小池さんはアナウンサー時代のメイクの時と変わってないんじゃないかな? 女性って、自分がいちばんいい時代の、輝いていた時代のメイクで止まってしまうことが多いんです。そこに寄せようと無理強いするから厚化粧になっちゃう。国会議員の片山さつきさん(57才)とか小林幸子さん(63才)とかそうですよね。


 ぼくからすると、舞台メイク。戦闘モード全開で、ガツガツした野心を感じさせる鎧なんですけど、型が古いの(苦笑)。変える勇気が必要だなって思うの。一方で夏木さんや草笛さんのように年齢に抗わず、変化を受け止め、潔く生きている人には、そもそも『厚化粧』なんて悪口は言わないわよね。


 ただ、特に社会で働く女性にとっては、メイクは精神安定剤になりますから、それがお面だろうとも、本人がそれでがんばれるっていうなら、小池さんもそのままでもいいのかなって思います」


 ざわちんも続ける。


「メイクは自信を与えてくれるもの。自信のある女性は魅力的でオーラがある。私のなかでモテる人は、かわいいとか、きれいとかではなく、オーラがあるんだと思っています」


 確かに、小池さんのオーラ、ハンパない…。


※女性セブン2017年3月9日号

NEWSポストセブン

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