藤井聡太棋王VS増田康宏八段 指し直し局スタート!波乱の展開制し若き王者が防衛決めるか、挑戦者が反撃か!?/将棋・棋王戦第3局

2025年3月2日(日)16時33分 ABEMA TIMES

 将棋の第50期棋王戦コナミグループ杯五番勝負が3月2日、新潟市の「新潟グランドホテル」で行われ、藤井聡太棋王(竜王、名人、王位、王座、王将、棋聖、22)と挑戦者・増田康宏八段(27)による第3局指し直し局が午後4時31分から始まった。

【映像】藤井棋王が3連覇を決めた瞬間の表情

 防衛3連覇とタイトル戦通算100勝、さらにタイトル獲得数27期で史上5位タイの快記録を狙う藤井棋王と、シリーズ初勝利を目指す増田八段による注目のシリーズ第3戦。新潟市を舞台に争われている本局は、午後4時1分に96手で千日手が成立した。

 千日手局は、角換わり腰掛け銀の出だしから互いの研究をぶつけ合うようにトップスピードで進行。増田八段の行き届いた研究に、藤井棋王が対応する展開となった。しかし、激しいねじり合いとなった中盤戦では形勢は互角ながら、増田八段のペースと見られていたが千日手に向かい同一局面が4回出現することとなった。

 ABEMAで解説を務める屋敷伸之九段(53)は、「(千日手局の)結果だけ見れば増田八段がうまくやっているように見えるが、藤井棋王は手番関係なく強い。手番が変わるので、増田八段はどのような作戦を用意しているか。この後は体力勝負にもなる。指し直し局は持ち時間も削られているので見どころが多い一局となる」と印象を語っていた。

 持ち時間4時間の千日手局の消費時間は、藤井棋王3時間10分、増田八段2時間2分。消費時間の多い藤井棋王の残り時間が1時間となるように、両者の残り時間に10分が追加される。

 スピード勝負となる本局で白星を手にするのはどちらか。指し直し局は先後を入れ替え、増田八段の先手番で行われる。

【指し直し局開始時の持ち時間】

▲増田康宏八段 2時間8分
△藤井聡太棋王 1時間

(ABEMA/将棋チャンネルより)

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