『御上先生』吉岡里帆『ゆとり』メンバーとの再共演を喜ぶ 松坂桃李に羨望 岡田将生は「ずっと若々しい」

2025年3月2日(日)12時0分 オリコン

日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS

 俳優の松坂桃李が主演を務める、TBS系日曜劇場『御上先生』(毎週日曜 後9:00)。今回は、隣徳学院3年2組の副担任・是枝文香を演じる吉岡里帆にインタビュー。終盤に差し掛かっている撮影現場の雰囲気や、キャストとの共演秘話を語ってくれた。

 完全オリジナルストーリーで送る本作は、子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に物語は展開していく。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。これまでとは一線を画した新たな学園ドラマとなっている。

 吉岡が演じる是枝文香は、隣徳学院3年2組の副担任。熱心で生徒からの信頼も厚い国語教師だが、文科省から御上がやってきたことで大きな影響を受けることになる…という役どころだ。

 改めて撮影現場の雰囲気を聞かれた吉岡は「3年2組の生徒役のみんなは、全員オーディションで選ばれた精鋭たち。大人チームも脚本に共感したり、このドラマを届けたい、届けなきゃという強い思いを持って作品に参加している方ばかりです。現場ではどうしたらこの脚本の良さがより伝わるんだろうと意見交換をしながら、自分自身も役柄を通して緊張感や工夫を持って撮影に臨んでいます」と語り、充実感をにじませる。

 放送前から話題となっていたのは、吉岡をはじめ、松坂桃李、岡田将生ら『ゆとりですがなにか』キャストの再集結だ。周囲からの反響も大きく「たくさん連絡がきました。地元の友人たちはドラマが大好きなので『ゆとりメンバーやん!熱っ!』『なんか既視感あるなと思ったら、ゆとりだ!』って。それ以外にも『(『ゆとり』と)空気が違いすぎてびっくりした』とか『いつか面白いことやってくれるんじゃないかって思っちゃう』という反応もありました(笑)」とうれしそうに明かしてくれた。

 松坂と岡田に対し「改めて尊敬できる先輩」とリスペクトのまなざしを向けた吉岡は「『ゆとり』の時も松坂さんは担任で、私は教育実習生。今回、私は副担任という。2作続けて横を並走していくようなキャラクターを演じているので間近で学ぶことが多いです」と回想。

 続けて「松坂さんは、すごく懐が深いといいますか、人の話をちゃんと聞いてくださる方なので、お芝居のことで悩んだり、このシーンのことをどう考えるかといった相談がしやすいです。やっぱり『ゆとり』で過ごした時間があるからこそ、今の関係性でキャラクターを演じられて、この世界でちゃんと生きられるなっていう実感がありますね」と感慨深げに話した。

 一方で文科省の官僚・槙野恭介役の岡田とは「一緒に撮影するシーンがあまりない」としつつも「岡田さんって久しぶりにお会いしても相変わらず若々しくてビックリしました。ずっとキラキラされている」と笑顔で話す。

 「官僚というキリッとした役をされているんですけど、ご本人はどこか抜け感のある方でもあるなと思っていて。その面白い一面を現場でも見せてくださっているので、みんなで話しているとすごく楽しい雰囲気になります」といい、信頼感のあるメンバーとの再共演を楽しんでいる様子だ。

■第7話のあらすじ
ヤマトタケルから3通目のFAXが届き波紋を広げる中、文科省では、津吹(櫻井海音)に悲劇が訪れる。目の当たりにした槙野(岡田将生)は…。

一方、椎葉(吉柳咲良)が行っていたことが判明し、学校は退学処分を下す。心配する生徒たちに御上(松坂桃李)は、椎葉の問題が、社会問題とも通じていることを提起する。問題に向き合った生徒たちは、思いもよらぬ行動に出る。

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