Perfume・かしゆか、自身が買い付けた伝統工芸品のポップアップストア「かしゆか商店」全国4都市で開催「自分の生活と向き合い愛するきっかけをくれる」
2025年3月4日(火)11時11分 オリコン
Perfumeかしゆか「かしゆか商店」のポップアップストア「かしゆか商店 リアルストア」開催へ
「かしゆか商店」は、同誌の連載から生まれた、日本各地の伝統工芸の「粋」を集めたバーチャルショップ。店主兼バイヤーのかしゆかが、2018年から全国80ヶ所以上の産地を巡り、誌面で工芸品を紹介してきた。
その7年間の軌跡をまとめたムック本の発売を記念し、中川政七商店でポップアップストアを開催する。
かしゆかがこれまで訪ねてきた全国の産地から、54ヶ所の作り手の商品をセレクトし、展示販売する。例えば20代の若い職人が生み出す長野県の「茶碗籠」や店主が愛用する山形県の「鉄瓶」、実際に曲げわっぱづくりを体験した思い出深い秋田県の「白木丸弁当箱」など、7年の月日の中で実際に足を運び、その手仕事を見つめ、心を動かされた「逸品」が集まっている。
さらに、かしゆかが日本各地で出会った工芸とともに開発したオリジナル商品が登場。店主の好きな「藤色」「亜麻色」「白練」をキーカラーにした和紙箱や組紐のストラップ、コーヒーをたっぷり飲める九谷焼マグカップ、愛猫リヨンをモチーフにした高崎だるまなど、かしゆかが全国を巡った思い出をそばで感じられるラインアップとなっている。手仕事品のため商品の数に限りあり。なお、各店舗で販売数に上限を設けるため、オリジナル商品は4都市すべてで販売される。
かしゆかと初のコラボレーションを展開する中川政七商店は、「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに掲げる奈良の老舗。工芸を未来へ残す思いに共鳴し合い、2023年より取り組んできた。工芸に普段触れる機会の少ない人にも、店主・かしゆかとともに産地を巡るような気持ちで楽しめるポップアップストアとなっている。
■かしゆか商店 店主・かしゆかメッセージ
7年かけて買い付けてきた全国の伝統工芸品たち。
私自身、直接工房に伺い話を聞いて手に取る事で、長く愛されてきた理由を実感してきました。
自然とともに共生し、その土地の気候だからこそ生まれてきたものたち。
だからこそ長く使い、壊れたら直すことができる。
便利とは言えないかもしれない。生活を楽にしてくれるわけではないかもしれない。
だけど自分の生活と向き合い愛するきっかけをくれる。
自分の生活の中に取り入れるとしたら…想像しながら手に取ってもらえると嬉しいです。
■「かしゆか商店 リアルストア」開催概要
(東京)3月12日(水)〜4月8日(火)中川政七商店 渋谷店(初日は整理券入場制※)
(奈良)4月16日(水)〜5月6日(火)中川政七商店 奈良本店
(広島)5月14日(水)〜6月3日(火)中川政七商店 ミナモア広島店(特設区画内)
(福岡)6月11日(水)〜7月1日(火)中川政七商店 福岡天神店(特設区画内)