韓国の人気音楽サバイバル番組「現役歌王」が「現役歌王 JAPAN」制作を発表

2025年3月5日(水)4時0分 スポーツニッポン

 韓国の人気音楽サバイバル番組「現役歌王」から、日韓国交正常化60周年を記念し「現役歌王JAPAN」の制作が発表された。勝ち抜いたTOP7は、その後に続く「日韓歌王戦」と、近藤真彦中島美嘉、Crystal Keyらが出演し話題となった「日韓トップテンショー」(全て放送は韓国MBN)への出場と日韓デビューが約束される。

 「現役歌王」は昨年韓国MBNで放送された音楽サバイバル番組。韓国の現役歌手たちが歌と表現力を駆使しさまざまなジャンルの勝負を通して韓国を代表する歌手TOP7を目指すもの。

 昨年女性版でスタートすると、最終回は韓国では驚異的といえる17・3%の視聴率を記録。同時期の日本では、過去にソ・ヘジンが韓国で企画制作したトロット番組のフォーマットで制作された「トロット・ガールズ・ジャパン」(WOWOW)が放送されており、勝ち上がった中からさらに7名が選出され「現役歌王」のTOP7と競い合う「日韓戦」(韓国MBN)が放送された。

 実はこの放送には特別な意味があった。韓国のテレビ番組ではほとんど流れたことのない日本の歌が初めて字幕付きで流れ、日本人がステージに立ったことは歴史的な出来事だった。企画者のソ・ヘジン始め関係者は、韓国の視聴者の反応に緊張しながら迎えた第1回だったが、視聴率11・9%を記録。日本人参加者へのエールにあふれたMBN公式YouTubeへのコメントに安堵(あんど)した。

 この幕開けは、日本でもNHKニュース、NHK「クローズアップ現代」、シンガポール公営放送でも紹介され「日韓国交正常化60周年」を迎えるにふさわしい明るいニュースとして紹介された。

 2年目となる今年は、韓国では男性版となる「現役歌王2」が全13話放送され、先月25日に最終回を迎えた。最終回で決定したパク・ソジン率いる韓国を代表する歌手7名が次に闘うのは「現役歌王JAPAN」のTOP7との「日韓戦2」。日韓歌手のプライドをかけた音楽バトルは、両国に毎年の新たな楽しみをもたらしてくれそうだ。

 パク・ソジンは「どんな方々と日韓戦で戦うことになるのかワクワクします。韓国と日本の両国のファンの皆さまを沸かせる素晴らしい対決になると思います。楽しみにしております」とコメントした。

スポーツニッポン

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