元フジテレビP 「今は月9文化残すための試行錯誤期」

3月6日(月)7時0分 NEWSポストセブン

若い人向けに試行錯誤中の「月9」(公式HPより)

写真を拡大

 月9史上最低視聴率の記録を更新したドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)。製作現場が語る、視聴率とは…。


 元フジテレビ社員でフリープロデューサーの鈴木吉弘さんは、『ガリレオ』『ラヴソング』(いずれもフジテレビ系)などいくつものドラマを手掛けてきた。


「民放で番組を作る以上、視聴率を気にしない人はいないと思います。テレビ局は視聴率の対価としてスポンサーから収入を得ている、視聴率を取ることを目指すのは正しいことだと思います」


 と鈴木さん。東野圭吾さんのベストセラーを原作にした『ガリレオ』はシリーズとなり、映画化もされるほどの人気に。だからこそ、「月9」「福山雅治主演」で期待が高かった『ラヴソング』の視聴率が低迷したのは「ショックだった」と素直に振り返る。


「『ガリレオ』という福山さんの鉄板シリーズがある中で、あえて違うことに挑戦したチャレンジングな企画でした。楽観はしていませんでしたが、予想以上に厳しい数字でしたね。でも、現場の雰囲気はずっとよかった。今は月9という文化をなんとか若い人向けに残していくための、試行錯誤の時期だと思います」


 録画やスマホなどドラマの視聴方法が変わるなか、最近ではアマゾンやネットフリックスなどネット配信のオリジナルドラマも次々に登場している。鈴木さん自身も昨年の夏、アマゾンで人気テニス漫画『ベイビーステップ』の実写ドラマを手掛けた。


「民放とは求められる企画の尺度が違います。民放では“数字を持っている役者さん”をキャスティングしなければいけませんが、ネットでは企画次第で無名の新人でも通る可能性があります。それは、視聴率に縛られないからできることだと思います」(鈴木さん)


※女性セブン2017年3月16日号

NEWSポストセブン

「フジテレビ」をもっと詳しく

「フジテレビ」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ